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カテゴリ:中国武術
三泊四日の過酷な合宿から、無事帰ってこれた。
もう身体も脳みそもぼろぼろ、帰ってくると自分の日常生活がどんなだったか忘れてるくらい。 どんなに過酷なスケジュールなのか、ご紹介しよう。 6:00~7:30 早朝練習 (これは自由参加) 朝食 9:00~11:45 午前練習 昼食 14:00~17:30 午後練習 夕食 19:00~21:00 夜練習 入浴 就寝。 という感じ。ようするに、食べてるか寝てるか練習してるかのどれかしかない。 場所はサーファーのメッカ、一宮。歩いて5分の海岸では連休とあってサーファーが波と戯れている。 そんな中我々は、部屋→体育館→食堂の往復だ。 1日目、身体は元気なのだが、これから始まる過酷な日々を考え、気が重い。 2日目、朝からのいい天気に珍しく、気持ちがハイ。ひたすらの基本練習にもなんとか耐える。 3日目、そろそろ、足に来る。腿はパンパン、腕は上がらず、階段がつらい…。 (毎年のことながら、階段を上がる姿がみんな老人のようになっていく。) 4日目、何をしても身体が痛い。脳みそも壊れ始める。 ちょっとしたことでもなんだか可笑しい。笑っちゃう。 いつも子供達が、きつい筋トレをしながらなぜか笑っている。 ついにあの境地に達したのだ。 武術ハイとでもいうか。 この歳になってこんなに身体をいじめるなんて考えても見なかった。 しかし驚いたのは、今年初参加の我がクラブ会長Yさん。 今年喜寿を迎える太極拳のベテランだが、まさかこのスケジュールをこなすとは思わなかった。 「Yさん、大丈夫かなあ。身体壊さなきゃいいけど…。」 などという心配は、余計なお世話だったようだ。 朝から 「海まで散歩行ってきたよ。気持ちよかった。」と足取りも軽い。 ご飯も残さず平らげ、夜の飲み会までしっかり付き合う。 太極拳を長く続けるとああなれるのか。見習いたいものだ。 私はというと、昨日の疲れが抜けなくて、山のような洗濯ものに囲まれながら、 今日のピラティスは、さぼっちゃおうか…、などと考えている…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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