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カテゴリ:コレクション
朝4時に起きて朝食を食べて用意をしてホテルを後にしました。
今日はこの旅の数あるテーマの一つ、化石を拾いに行く予定です。 世界遺産『ドーセット及び東デヴォン海岸』は通称ジュラシック・コーストともよばれています。 ■ジュラシック・コースト 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ジュラシック・コーストは、イングランド南部のイギリス海峡にある海岸である。一帯は、デヴォン州東部のエクスマウス(Exmouth)近郊のOrcombe Pointから、ドーセット州東部のスワネイジ(Swanage)近郊のオールド・ハリー・ロックス(Old Harry Rocks)までのおよそ153 キロメートル にわたってのびている。 2001年にイギリス本土ではジャイアンツ・コーズウェーに次いで2例目となるユネスコの世界自然遺産に登録された。登録名は「ドーセットと東デヴォンの海岸」である。登録対象全域にわたってサウス・ウェスト・コースト・パス(South West Coast Path)の上を歩いていける ジュラシック・コーストと言っても広いので私は古生物学者メアリー・アニングの活動拠点、ライム・リージス(Lyme Regis)に行きたいと思っていました。 勿論、旅友本は『メアリー・アニングの冒険 恐竜学をひらいた女化石屋 』 吉川 惣司 、矢島 道子 (著)です。
昨日ホテルまで送ってくれた添乗員2人にジュラシック・コーストへのバスツアーがあるかどうか聞いたのですが、ジュラシック・コーストの存在自体知らないという答えでした。 日本人はジュラシック・コーストにあまり興味が無いらしい。 日本でもネットで検索して探したのですが、日本語のツアーは全くありませんでした。 鉱物オタクって日本ではマイナーなのかな。 毎年いくつものミネラルフェアをやってるのに。 ともかく昨日のうちに買っておいた日本のSuicaのようなカード、オイスターカードを使って地下鉄でウォータールー駅(Waterloo Station)に行きました。 ここからエクセター・セントーデイヴィド行き(Exeter St.David)かプリマス行き(Plymouth)に乗り乗り換えてアキスミンスター駅(Axminster)に行き、そこからバスに乗ってライム・リージス(Lyme Regis)で降りればいいという事まではネットで調べていったのですがウォータールー駅でアキスミンスター駅までの切符を買おうとしてもアキスミンスターが出てこない。 何故?( ̄Д ̄;) その時、昨日B.A.ロンドン・アイに乗った後、移動する為に又ウォータールー駅を訪れたときの事を思い出しました。 たくさんの電光掲示板があってどの線に乗ればいのか分からなくて職員に聞いたら、地下に行けと教えてもらった。 地下鉄と普通に地上を走る電車では経営が違うのでは? この券売機は地下鉄の物だからアキスミンスター行きの切符が買えないのかも。 そう思った私は地下から1階に行き電光掲示板などがあるところの時刻表を見て回りました。 すると、Axminster(アキスミンスター)の文字がありました。 窓口で55.8ポンドというかなり高価な切符を買って電車に乗ろうとしたら、まだ電車が来ていない。 それで結構待ちました。 やっと来た電車に乗って3時間。 アキスミンスター駅(Axminster)に着きました。 駅を出ると二階建てのバスがあったのですが料金は20ポンド。 運行表を見るとなんとウォータールー駅(Waterloo Station)から来ている。 このバスで来れば料金は20ポンドで済んだようです_| ̄|○。 まあ、列車の旅はヨーロッパの醍醐味だよねって事で気にしない事にしました。 そのバスに乗ろうとしたのですが、駅でポンドを使いきってしまってお金が無い。 一応カードが使えないか聞いたけど、ダメという事でかなり途方に暮れました。 田舎の町で日本円をポンドに両替してくれるところはあるのだろうか? 駅で駅員に聞こうとしたら、一人しかいない駅員はおばあさんと延々何か話している。 そのおばあさんは話しながら途中何度も後ろを振り返り後ろの並ぶ私達を気にしている。 何やら神経症のような行動でした。 そうこうしている内に1時間に1度のバスは走り去って行きました。 こうしていてもこのおばあさんと駅員の話は終わりそうにも無いので外に出ると、TESCOの文字が見えたので店の中に入り、レジのおばさんに片言の英語で「ジャパニーズマネー、チェンジポンド」と言ったら、どうにか通じたようでこの道を真っ直ぐ行くとポストオフィスがあるからと教えてもらった。 そうして異国の見知らぬ町でポストオフィスを探す事になった。 暫く行くとちゃんとポストオフィスはあってそこで無事ポンドに両替してもらえた。 TESCOのレジのおばさん、ありがとう。 そうして先程の長距離バスではなく、地元の31番Weymouth行きバスに乗りライム・リージス(Lyme Regis)で下車。 ようやくライム・リージス(Lyme Regis)に辿り着けました。 海への道には恐竜グッズや化石を売る店などが並んでしました。 海岸に出て石を探したのですが、思ったよりも見つからない。 もっとごろごろしてるかと思ったのに。 ある石を見ると、わずかに丸く窪んでいる。 ここにアンモナイトの化石があったのかな。取れていて残念と思って裏を見たら、アンモナイトの断面が!! やった~初めて見つけた化石です。 あと、メノウらしき小石とラブラドライトらしき石もみつけました。 カルトボーンも拾ったのでこれは家のインコ達のお土産にする事にしました。 残念ながら拾えたのはそれだけでした。 風が冷たくてそれ以上頑張ったら風邪をひきそうでした。 それから帰ろうと駅に戻ったのですが、次の電車まで時間があるので駅の軽食屋でちょっと食べることにしました。 私が紅茶、母がコーヒー、それにベーコンエッグにフライドポテト(イギリスではチップスいう)の皿を1つだけ頼みました。案の定、量が2人分ありました。 半分にして食べてもお腹いっぱいです。 そして、肝心の味は・・・フライドポテトはもっさりしてました。 サクッふわっという出来ではないのですが、これってマズイのか? もっさりしてはいるけどマズイという程ではありませんでした。 調味料が一通り用意してあったので意を決してモルトビネガーをかけてみました。 別に好きな味ではないけど、後味がサッパリして悪くないと思いました。 料理が不味くない事に失望する私。 そして紅茶と一緒に出された砂糖らしき物を紅茶の中に入れたのですが、これが入れてもほとんど甘さを感じないという謎の白い粉でした。 あれは一体何だったんだろう。 帰りの電車賃は行きの切符を見せたら往復料金って事にしてくれて少しだけ安くしてくれました。 帰り、ホテルの最寄り駅にTESCOがあるのを見つけて入ってみました。 すると、あの林望の本『イギリスはおいしい』で素朴な味で美味しいとあったりんごCOXが一袋1ポンドで売ってました。
なので買って食べたら、やっぱり美味しかったです。 野菜売り場を見てたら、ニンジンが白いんですよ。
普通にオレンジ色のニンジンもあるんだけど、白いニンジンもあるんです。 調べたら、紫色のニンジンもこの世には存在するようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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