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頼みごとをしたとき、迷惑をかけたとき、優しい相手なら「気にしないで」
と笑って返してくれます。 いや、特別優しくなくても、それなりに社会性のある相手なら、大抵の場合 はそういってくれるはずです。 でも、この「気にしないで」をそのまま受け取ると危険です。 そもそも、誰でも他人に面倒をかけられることが嬉しいはずがありません。 さほど親密というわけではない間柄ならなおさらです。口では「気にしないで」 と言いつつも、心の中では面白くないと思っているのです。 逆に親しい間柄ならば、多少の面倒くらいどれほどのものでもないかも知れ ないし、そういう場合は「気にしないで」という言葉も本当に本心からのもの といえるかもしれません。 しかし、どれくらいの間柄であろうとも、「面倒をかけた」という事実だけを 見れば、同じなのです。 相手になにかしてもらったときは、相手の厚意に感謝するべきでしょう。相手 はあなたのために自分の時間なり労力なりを割いてくれるのだから、「やっても らって当然」という態度は問題外です。相手が「気にしないで」と言っていても、 それに甘えて「じゃあいいか」と、なあなあで済ましてしまっては相手に対して 失礼というものです。 多くの人は「気にしないで」の言葉の裏では「気にして欲しい」「感謝して欲 しい」と思っているものだし、本当に心から「気にしないで」と思っている人 であっても、感謝されて悪い気はするはずがありません。 人になにかしてもらったときは、きちんと言葉にして感謝を伝えることがベスト でしょう。 誰だって、自分が人になにかをしてあげたとき、相手から感謝されれば気持 ちが良いし、それでこそ次もその人の役に立ってあげたいと思うものなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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