瑠璃色の地球 / 松田 聖子
先週の日曜日、久しぶりにコーラスのステージに立ちました。前日のリハーサルでは大雨でしたが、本番の朝は台風一過の青空が広がり、気温も20℃以上と、とても快適でしたコーラス指導者は、高校時代の友人です。愛媛から出たことのなかった彼女が、結婚を機に、偶然、北関東の隣町に住むようになって以来、つかず離れずのお付き合いをしています中学の音楽教師を経てピアノ教師をしていた彼女は、引越し先でピアノ教室を再開し、地元の公民館で、小学生から年輩者まで幾つかの団体にコーラスを教えています市の文化祭の出し物で、それぞれの団体が、「いのち輝け」をテーマに、持ち歌や寸劇を披露し、最後は80人の大合唱「大地讃頌」で締めくくりました。一人で歌うのもいいけど、パートに分かれ、互いの声を聞き合いながらハーモニーを楽しむコーラスには、また違った味があります田舎町のサークルなので、コーラス初心者で楽譜が読めないという人も多く、カラオケの経験はあっても、ステージに立つのは初めてというおじさんやおばさんも珍しくありません。そんな人たちを一から指導して、舞台発表にまで導く彼女の手腕には、頭が下がります。3人の子育ての傍らピアノを教え、数年間は、一日がかりで声楽の先生の元に通っていたという彼女は、きれいなソプラノの持ち主で、いつも率先して歌いながら、きびきび指導します。なにぶん素人の集まりなので、なかなか自分の持つ曲のイメージには近づきませんが、うまくいかないと、すぐ中断し、その都度、的確な表現で、出すべき声や表現をイメージで伝えてくれます。私はいつも、たとえの上手さに「なるほど」と感心し、指導を受けた直後、みんなの声や表現ががらりと変わるのに感動していました。一人の力は微力でも、一人一人の意識が変わると、トータルでは大きな力になることを、つくづく実感し、コーラスはチームワークであることを再認識しました。おかげさまで、楽しいステージができ、お客様の評判も良かったようです想像力豊かでユーモアにあふれ、時に厳しく、時に温かい指導者としての彼女の一面を知ることができたのは、大きな収穫でした先日はユーミンのライブに一緒に出かけましたが、ずっと双眼鏡で見ていた彼女は、ステージの裏方仕事に釘付けだったそうです一人一人が、自分の仕事に全力を尽くして、最高のステージ作りに貢献している姿に感動したとの言葉に、指導者はクリエーターだということを実感しました隣町で再会できた運命に感謝しています。修学旅行の銀座で食べたピザの話を聞くのを忘れていたので、今度会った時に話そうっと。ライブハウス未体験の彼女と、いつか、六本木の「Cavern Club」に行くのが、ささやかな夢です今日の曲は、松田聖子ちゃんと郷ひろみファンの彼女(旦那様はひろみと同じ誕生日)の好きな「瑠璃色の地球」をプレゼントします。ピアノの先生だからパソコンのキーボードも得意かと思いきや、タイプは未経験、パソコンに興味がないのでインターネットもしないそうですこのブログは、多忙な彼女をずっと温かく見守り、支えてきて下さったダーリンが読んでくれるはずなので、この場を借りて、一言ご挨拶をば・・・「いつもお世話になってま~す。これからもよろしくね」この曲は、聖子ちゃんの懐妊中リリースされたアルバムに収録され、最近出た自選集にも入っている、隠れた名作です安定期に入り、さんまさんのテレビ番組にゲスト出演した時、たまたま見たのですが、まるくなったお腹をなでながら、「ここに幸せがいっぱい詰まってる。」と穏やかな表情で話していましたあれから21年。母となった後も歌手として現役アイドルであり続けるタフな聖子ちゃんは、スキャンダラスな面ばかり強調され、批判の声も大きい一方、自分の道を切り開いて行くたくましい生き方にエールを送る同性も多く、いつも注目を浴びています。年齢的には「聖子さん」だけど、デビュー曲からフォローしてきたミーハーとしては、やっぱり「聖子ちゃん」と呼びたいですね。 歌 詞 瑠璃色の地球 ピンクのモーツアルト 風は秋色 C M お ま け 1 お ま け 2