Another Day・The Backseat of My Car / Paul McCartney
ポールがめでたく古稀を迎えた。お祝い(になってるんだかなんだかよくわからない)日記は こちら 今日は、40年ほど前にラジオから流れてきたメロディをご紹介。名曲揃いのソロアルバム「RAM」は先日リマスター盤が発売されたばかりだ。 解散の翌年発表され、70年代、なぜか音楽評論家の間では酷評されていたポールのソロアルバムは、時の流れとともに名盤と呼ばれるようになった。中身は同じなのにビートルズも名前ぐらいしか知らず、ソロの4人に何の先入観もなかった田舎の子にとって、夜な夜な深夜放送から流れる妙なる調べは耳に心地よく、何をグチャグチャいちゃもんつけとるのか意味不明だった。まあ、いろいろオトナの事情があったのかもしれないが、いつの世も、既得権や権威にしがみつく頭の固いおじん 御仁は、変化を受け入れられず、「今の若いもんは…」と文句のための文句をたれていただけなのかもしれない。バカボンパパの言葉を借りると「反対の賛成なのだ」ってな感じ?ジョンとヨーコの活動も変人扱いされてたけど、今では教科書に載っている。そのうち音楽室のバッハやベートーベンの肖像ポスターの隣にFAB4の写真が並ぶかもしれない。来月、ロンドンオリンピックの開会式で歌う準備に余念がないポール。改めてお誕生日おめでとういつまでも元気でご活躍を。もう一度ライブで会えるといいな。