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テーマ:今日聴いた音楽(75573)
カテゴリ:ユーミン
今日もいいお天気でしたね。
昨夜、金星と三日月をご覧になった方がいらっしゃいましたら、手を挙げて下さ~い(^^)/ ・・・うーん残念、いくら念力を送っても、やっぱりこちらからは見えません。 ご報告いただけると嬉しいな。 今夜も日本列島はお天気が持ちそうなので、まだの方は、是非、空を見上げて下さい。 みなさまからのご報告を、首を長~くしてお待ちしております。 お月様もふっくらしてきているようです。 これからは、満月に向かいますね。 さて、前置きが長くなりましたが、今日はユーミンこと荒井由実さんのデビュー曲「ひこうき雲」をご紹介いたします。 デビュー当時からのユーミン世代の私には、「松任谷」さんより「荒井」さんの方が、名前も作風も、しっくりきます。 フォーク全盛期だった'70年代に、デビューアルバムの「ひこうき雲」は、衝撃の作品でした。グレープやアリス、松山千春などとともに、ニューミュージックと呼ばれるジャンルの登場でした。 ジャケットには写真がなく、ベージュ基調のクラシックの楽譜のようなデザイン。 どの曲も都会的な旋律で、歌詞には透明感がありました。 なんとなく山の手のお嬢さん風で、家にお手伝いさんが5人ぐらいと、ばあやに執事までいそうなほど、優雅な空気が漂っていました。 私の中では、「ちびまる子ちゃん」に出てくる花輪君ちのイメージです。 玄関の間だけで、まるちゃんちの家族全員分の布団が敷けそうな広さ。居間にグランドピアノ。ゴージャスなドレープのカーテンの窓辺には、「徹子の部屋」のバックにあるような大きな花瓶とたっぷりの生花。 壁には、ひいおじいさまとひいおばあさまの肖像画。 もちろん、留め袖姿ではなく、洋装です。ひいおばあさまは、モネの絵のようなポンパドールの髪型に日傘を差して、お立ちになっていらっしゃいます。 (ユーミンの実家は大きな呉服屋さんだそうですが、洋装部もあったらしいです) そこに登場するユーミンのイメージは、ドレスに身を包んだお蝶夫人。 もちろん、縦ロールの巻き髪で、目の中には星と月。 二枚目のアルバム「ミスリム」に近い感じですね。 後ろには、エディ・マーフィーの映画で見た、かごに入れたバラの花びらを撒く係が二人・・・すみません、妄想がふくらみすぎたので、以下自粛いたします(^^;) 当時、美大で日本画を専攻していたユーミンの歌詞には、風景や色を細やかに描き込んだ作品が多く、画家としての繊細さや、14歳で歌を作り始めたという、ソングライターとしての、みずみずしい才能が伝わってきます。 荒井由実時代のアルバムを聴くと、今は離れて住む、ふるさとの友人達に会いたくなってきます。 昔から知っていた曲なのに、オルガンの美しいメロディとアレンジに心を奪われ、飛び降り自殺を描いた歌だと気付いたのは、ごく最近のことでした。 そんなに急いで空を駆けてゆかなくても、誰もがいつかは空に昇り、 やがて千の風になるんだから、あわてない、あわてない。一休み、一休み。 鎮静効果のあるラベンダーのお茶でも飲んで、ほっと一息つきませんか? 深呼吸は、身体にも心にもいいそうですよ。 落ち着くまで、よろしければご一緒に、いろんな歌を聴きましょう。 少し元気が戻ったら、小さな声でいいから、そっと歌ってみて下さいね。 この曲、古すぎて知らないよ~、という時は、さっさと読み流すか、知ってそうな人に聞いてみて下さい。若い方は、身近な大人の方がいいですね。職場の上司や学校の先生、近所の人、なじみのお店の人、誰でもOK。 ご家族だと最高ですね。どうぞ、小さなボランティアだと思って、昔の音楽談義の相手をしてさしあげて下さい。意外に知らなかった部分が引き出せるかもしれませんよ。押し入れの奥で眠っていたギターが登場したりすると、面白い展開になりそうですね。 プロコルハルムの「蒼い影」に影響を受けたという、ヨーロッパの教会で流れていそうなオルガンの響きが印象的です・・・行ったことないけど。 名アレンジャー兼キーボードは、後に夫となる松任谷正隆さん。 まりやさん・達郎さん夫妻といい、桑田さん・原さん夫妻といい、長年ご夫婦揃って音楽活動を続けている方達は、ちょっと先輩の素敵な50代で、憧れてしまいます。 今日は支離滅裂な日記に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。またお会いしたいですね。 When you wish upon a star Make no difference who you are これからも、どうぞよろしくお願いいたします(^^)/~~~ 歌 詞 ひこうき雲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月25日 00時57分00秒
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