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テーマ:今日聴いた音楽(75608)
カテゴリ:竹内まりや
日曜日をいかがお過ごしですか?
カレンダーが赤い文字でも、今日がお休みの方ばかりではないでしょう。 お仕事や学校、試験や試合、イベントなどに駆り出される方などもいらっしゃるのではないでしょうか。 自然や生き物を相手にする職業の方は曜日には関係ないでしょうし、休みの日が書き入れ時、というお店や施設もあるでしょう。 「今度の土日は◯◯へどうぞ」ということは、◯◯の方にとっては、勤務日です。 休日に、お店や病院やレジャー施設、図書館や美術館などが開いているとか、交通機関が動いているのは当然、と思われる方は多いかもしれませんが、そこで働く人にとっては、休日といえども勤務日です。(もちろん他の日が休日の場合もありますが) 日曜日も祝祭日も年末年始も、カレンダーの赤い文字に関係なく働く人の家族は、家で留守番をしたり、一緒の作業に励んでいるかもしれない。 子供の運動会や地域の行事に、家族が不在で一人で参加せざるを得ない人がいるかもしれません。 世間が休みの日に行楽やお買い物などに出かけたり、行事に参加できる方は幸せです。 どうぞそれを当たり前、と思わないで下さいね。 その代わり、今日休める人を羨ましく思いながら働いている人がいることや、健康上の理由や家族の世話で出られない人達もいるということを、頭の片隅にでも入れて頂ければ、行く先々で会う非番の人達に、感謝や思いやりの気持ちが生まれるかもしれません。 休みの日に働く人の後ろには、寂しい思いをしている家族がいるかもしれない(のびのびとしている家族もあるでしょうが…) 想像力を働かせて周りを見回すと、今まで見ていた景色が、少し違って見えてくるかもしれません。 なんでもない一日を、大事にしたいものですね。 今日は、竹内まりやさんの新譜「Denim」から「みんなひとり」をご紹介します。 まりやさんの歌詞には、感謝の気持ちや励ましの言葉が多く、優しく包み込むような声と豊かな表現力に、しみじみ癒されます。 CDアルバムの終わりのページには、毎回、家族やスタッフ、友人、時には飼い犬にまで感謝するコメントが書かれています。 英語で書いてあることもあるので、探してみて下さいね。 そしていつも、最後に、とても素敵な一行があります。 感謝の気持ちを持って生きているまりやさんは、人間としてとても温かく、魅力的な方なんだろうなと思います。 「ありがとう」や「ごめんなさい」が言える人と言えない人とでは、長い人生が、ずいぶん違ったものになってくるような気がします。 思いやりと感謝の気持ちを持って、人に優しく接したいものですね。 この曲は、松たか子さんに提供されました。 松さんの歌を初めて聴いた時、いつもの彼女の曲とは少し違った感じだけど、素敵な歌詞だな、と思いました。 NHKの「songs」で、松さんとまりやさんが楽しそうにレコーディングしているシーンを覚えていらっしゃる方も多いと思います。 歌手や役者さんに曲を提供する機会の多いまりやさんですが、レコーディング前には、ご自分で歌ったデモテープを作り、歌い手に渡すそうです。 歌う方は、初めのうちこそ、まりやさんの節回しや表現の通りに歌われるそうですが、何度も歌っているうち、やがて、その歌がまりやさんの手を離れ、歌い手独自の表現に変わり、新しい世界へと旅立つ瞬間があるそうです。 まりやさんは、その瞬間を見るのが楽しみだとおっしゃっていました。 松さん版とまりやさん版の「みんなひとり」を聴き比べて、表現の違いを見つけるのも楽しいかもしれませんね。 歌 詞 まりやさん たか子さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月18日 11時34分57秒
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