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テーマ:自分の気持ちな曲(341)
カテゴリ:追悼
今日はZARDの曲をご紹介いたします。
実は、私はZARDやDEENの流行っていた頃、ぐりとぐらや、じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろりやひろみちおにいさんの住む世界にいたので、残念ながら守備範囲ではないことを、はじめにお断りさせて頂きます。 そんな私にとって、この曲は、夏の終わりを告げる24時間テレビで流れる歌です。 毎年選ばれたランナーが、ゴールの武道館に近づき、苦しそうな表情で、走ったり脇腹を押さえて歩いたりしている頃、会場で迎えるタレントさん達が一生懸命歌っている応援歌。 この曲の次に「サライ」でフィニッシュテープを切るという流れです。 足がパンパンになり、休憩所でマッサージを受けたりアイシングで炎症を抑えながら、夜通し走り続ける、その年の走者。 あんなに苦しそうなのに、最後の階段はこたえるだろうな・・・と思いながら、画面の歌詞に向かって、つい一緒に歌ってしまう歌でもあります。 坂井泉水さんの急逝を知り、驚くと共に、この曲が頭をよぎったので、今日は追悼の意を込めてお送りいたします。合掌。 何があったのかは、ご本人にしかわからないでしょう。 遺された者は、さぞ苦しかったであろう胸の内を想像するしか、すべがありません。 ご病気だったとのことで、想像を絶する孤独や不安と闘っていらしたのでしょう。 病気の辛さも、精神的な苦痛も、患っている本人にしかわかりません。 本当のことは、目に見えません。 いつも笑顔で、人を励まし続けている人が、実は、一番励ましてもらいたい人なのかもしれません。 今年のランナーは、欽ちゃんこと、萩本欽一さんだそうです。 運動もトレーニングも大嫌いで、ヘビースモーカーで徹夜麻雀もするとのこと。 インタビューで、彼は言いました。 「不安だらけだし、(自分が)走れるわけないと思う。 でも、歯を食いしばるのは、もういい。 たしかに昔は頑張った。 今はこの年だから、頑張るのは若い人にまかせる。 自分は頑張らない。 煙草もやめないし、生活を変えるつもりもない。 筋トレもろくにしてないのに走る、そんな無謀な僕が、可愛くて好き。 終わった時、新しい欽ちゃんに出会えるのを期待している。 年寄りに「頑張る」は関係ないから、僕の姿を見て「元気が出た」という年寄りが3人いれば最高だと思う。 皆さんにお願い。 欽ちゃん走りは、筋肉が突っ張って大変だから、本番でリクエストしないでね。」 「頑張る」「頑張る」が口癖だったり、そう顔に書いてある人を見ていると、 「そんなに頑張らなくても・・・」と、却ってこちらが辛くなることがあります。 人生の大先輩として、自然体で、頑張らない欽ちゃんの走る姿を応援したいな、と素直に思います。 歌 詞 負けないで 揺れる想い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月13日 22時24分24秒
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