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テーマ:自分の気持ちな曲(341)
カテゴリ:しみじみ系
今日は敬老の日です
数年前までは、敬老の日は9月15日、体育の日は10月10日、成人の日は1月15日と決まっていたのに、景気対策のハッピーマンデーとかで、3連休にするため、月曜日にお引っ越ししたようです 体育の日は、東京オリンピックの開会式の日、成人の日は、昔、成人式にあたる元服の儀(15歳)を小正月にしたから、と、それぞれ意味がある日なのに、ただ休みが取りやすいからという理由で移動なんかしちゃって、国民は本当にハッピーになったのでしょうか オリンピックや成人の日にちなんで付けられた名前の人達は、ちょっと悲しい思いをしているかも知れませんね 敬老の日は、戦後、兵庫県の農村で、農閑期で季候の良い9月中旬に、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という主旨で敬老会が開かれたのがきっかけだそうです 最初は「としよりの日」だったのが、呼び方があんまりだというので、「老人の日」になり、「国民の祝日法」が改正されることとなった1966年、「敬老の日」に定着したとのこと。 私の両親は70代ですが、気持ちは年寄りじゃないから、敬老の日は祝わないでくれと言います たしかに、その気持ちはわかります。 母は40代、父は50代で、運転免許を取りました。 父は、学科の勉強をしながら、若い時より遙かに記憶力が衰えたことを悔しがっていました。いくつになっても、年だけを理由に諦めたりせず、新しいことに前向きにチャレンジしていく姿勢は、見習いたいと思っています。 私だって、年だけでひとくくりにして、中年って呼ばないでと思うことがあるし、60歳でお年寄りと呼ぶのなら、あんな人もこんな人も、み~んな、敬老会で茶飲み話をしているはずですから、昔の年齢に対する感覚は、今では、かなりずれがあるように思います。 この春、100歳で昇天した私の祖母も、生前、敬老会に呼ばれたり、ご長寿祝いで「寿」の文字入りの派手な座布団や表彰状が来るのを嫌がっていました。 実家の市報では、数年前まで、お年寄りの番付表が載っていて、 東の横綱:◯◯町◯◯さん(百◯歳)、西の横綱:◯◯町◯◯さん(九十○歳) ・・・ってな具合で、祖母の名前と年齢も掲載されていましたが、全然嬉しくなかったようです まあ、「あそこのおばあちゃん、◯◯歳におなりたんか。」「まだ、おいでたんか(生きていたのか・・失礼ですね)」という話題にはなりますが、祖母は最後の数年、認知症で、病院のベッドに寝たきりだったので、単純に年だけで判断して、めでたいと掲載される家族の思いは複雑でした。 この番付表、今は個人情報保護法の関係からか、廃止されたようです。 老人施設などで、入所者が集まって、童謡に合わせ、鈴を鳴らしたりタンバリンを叩いたりする光景を、よくテレビで見かけますが、喜ぶ人ばかりじゃないだろうと、いつも思います。 ビートルズを聴いた人達が入居するようになる頃には、あちこちで、お達者バンドがギターを奏で、ロックンロールやフォークソングを歌うのではないでしょうか 今日の曲は、「大きな古時計」です この曲は、昔から好きで、最後まで歌っているうちに、泣きそうになります。 平井堅さんも、ずっと大好きな歌だったそうです。 日本語の歌詞だと古時計は100年物ということになっていますが、よりしみじみと、奥が深い英語の歌詞では、さて何年物でしょうか 今日は二カ国語でお楽しみ下さい 歌 詞 1 歌 詞 2 古時計の謎 日 本 語 ENGLISH お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月23日 19時07分00秒
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