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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:癒し・励まし系
9月最後の日曜日、いかがお過ごしですか?
今日の曲は、11月に来日するキャロル・キング '71年のヒット曲、というより、もはやスタンダードナンバーのYou've got a friend (君の友だち)です。 BCRの Saturday Night で「サタデー」の綴りを覚えたように、歌詞にある、 「winter, spring, summer,or fall 」に、なんで冬から始まるかなあ?と首をかしげながら英語の四季を覚えた方も、いらっしゃるかも そういえば、以前取り上げた、Stevie Wonder の I've just called to say I love you (心の愛)も、「No New Year's Day to celebrate ~」と、1月から始まってましたっけ。 そのあたりの事情に詳しい方がいらしたら、教えて下さいね 昭和17年、ポール・マッカートニーの誕生4ヶ月前に、NYに生を受けたキャロル・キングさん(午年)は、天皇陛下が婚約され、マドンナやマイケル・ジャクソン、プリンス、ケイト・ブッシュに原辰徳、桜田淳子、森昌子、岩崎宏美、玉置浩二、小室哲哉、假屋崎省吾、山田五郎、小宮悦子、安藤優子、青島健太、高橋ジョージ、陣内孝則、久本雅美 etc.が生まれた昭和33年にデビューしました。 なんだか、濃いメンバーだなあ・・・ 次の年のラインアップにも大物が目白押し(目黒押しとは言わない・・)だけど、それはまたの機会に ちなみに同期は、「三丁目の夕日」でお馴染みの東京タワーや、お財布にいると嬉しい一万円札、日清チキンラーメン、回転寿司、峠の釜飯、アルミホイル、フラフープ、スバル360、長嶋茂雄、大江健三郎、山崎豊子、城山三郎、水木しげるetc. これまたインパクトの強いメンツ・・・歌手はいないのかと思ったら、日本レコード大賞ができたのはどうも翌年からだったようなので、よくわかりません 今日の主役、キャロルさんに戻しましょう 初めのうちこそパッとしなかった彼女も、作曲者として頭角を現し、60年代に入り、当時の夫、チャールズ・ゴフィンと組んで歌手に提供した楽曲の数々は、ヒットチャートの常連となりました。 同時代の永六輔・中村八大コンビのように一世を風靡したものの、ビートルズの全米上陸の煽りを受け、人気は下火に 公私ともに一緒のコンポーザー夫婦だと、落ちる時も一緒で、なかなか厳しかったようです。 私生活もうまくいかなくなり、やがて離婚。 ビートルズファンとしては、「Oh、ごめんね、キャロル」って感じです お相撲さんじゃないけど、仕切り直して、'70年、万博の年に、シンガーソングライターとしてソロデビューし、翌年出したつづれおり(Tapestry)でグラミー賞4部門を受賞しました。 全米アルバムチャートで連続302週、ヒットチャートにいたというのだから驚きです。 ロングセラーの日本記録・中島みゆきさんの「地上の星」が連続174週、しかもシングルだったことを考えただけでも、いかに息の長いヒットだったかがわかります。 発売時に小学一年生だった子の卒業が近づく頃まで、ず~~~っと、ヒットチャートにい続けるアルバムは、もう出てこないのでは 名曲揃いのアルバムですが、ビートルズに夢中だった10代の私はなんとなくスルーし続け、数年前に、やっと手にしました。 若い感性で聴いたらどんな印象を持ったのか、当時に遡って鑑賞してみたい気もしますが、今の自分には、落ち着いたピアノ弾き語りがとても馴染みやすく、タイトル曲の「Tapestry」の歌詞に惹かれます。 縦糸と横糸が絡み合って作り上げるタペストリー(つづれ織り)は、人生そのもの。 時の流れにも色あせない、いぶし銀のようなアルバムを、わずか20代で生み出したキャロル・キングって、やっぱり凄いですね 来日公演は、なぜかキッコーマンの主催で、他にも人気の若手女性歌手を招聘するようですが、これは、同社のアメリカ進出50周年記念のイベントだそうです。 往年のファンには、ヒッピホップ系の歌手との抱き合わせより、単独公演の方がありがたいのでは・・・ 今や100ヶ国に進出し、世界シェアの50%を占めるという「キッコーマン」(亀甲萬) 英語では「キ」にアクセント、「カッコマン」ならぬ「キッコマン」だぜい。そこんとこ4649~ 歌 詞 キャロルと仲間達 もう遅いねん つづれおり こんな曲も・・ JTヴァージョン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月14日 23時36分27秒
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