|
テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:癒し・励まし系
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯(うぐいす)歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず 「早春賦」 詞 : 吉丸 一昌 まだ風は少し冷たいものの、春の日差しになってきました。 今日は二十四節気の 雨水。( 空から降る雪が雨に変わる頃で、昔から農耕の支度を始める目安にされてきたそうです。木々の芽も少しずつ膨らみ、どことなくふんわりとした感じですが、花粉症の方には受難の季節が始まりますね 毎年この時期に思い出すのは、テレビドラマの白線流しです。 長野県の松本を舞台に、卒業を控えた高校三年生達が、それぞれに悩みながら、自分の決めた道を進んでいくという学園物でした。日本アルプスを背にした、信州の冬から春先にかけての美しい風景と、当時十代だった出演者達のみずみずしさが、今も心に残っています。 今日の曲は、スピッツ'94年の作品で、このドラマの主題歌になった'96年に大ヒットした空も飛べるはずです。 皆さんは、高校卒業後の進路はどのようにして決めましたか? 親との対立や不安はありませんでしたか? 実家からそのまま進学・就職できた方はラッキーだったかもしれませんね。生活環境があまり変わらない分、ストレスやカルチャーショックも少ないだろうし、ホームシックを味わうこともない。親にとってはお財布にも優しいので助かります。家を出たいのに止められた方もいるかもしれませんが、初めて実家を出たのはいつですか 親元から通学できない地方出身者や、遠隔地への進学・就職を選んだ人の生活は、がらりと変わります。私の田舎の場合、「進学=家を出る」でした。たしか、約半数は松山に進学し、あとは関東・京阪神・中国・四国内の他県・九州と、バラバラだったように思います 高3の今頃、ホームルームの時間に、担任の先生が、 「クラス全員が顔を合わせるのも、これが最後になるかもしれない。」 と仰った言葉が忘れられません。 なんせ、四国は海外なので、県外の受験は泊まりがかり そのため、2月から3月初旬の卒業式にかけて、クラスメートは連続欠席が多かったように思います。受験(旅行)日程と重なり、式に出席できなかった人達もいました。クラス会もほとんどないので、あれから会わずじまいの人もたくさんいます。 恩師もずいぶん前に亡くなり、天に昇ったクラスメートもいるので、あの日の言葉通り、全員集合は、もはや叶わぬ夢となってしまいました。この曲を聞くたび、母校の教室や卒業式に来られなかった友人たちの顔を思い出し、今も胸がキュンとします。みんな、元気かな? 空も飛べるはずは、私にとって、前奏の一小節で、一瞬にして女子高生気分に戻れる、マジカルミステリーチューンです Y君 にどこか似とる、慎ちゃん役の 中村竜 君は、永遠のアイドルぞなもし。。 歌 詞 青い春 宇宙の風 じゃあね 今やR30 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月30日 22時03分17秒
[癒し・励まし系] カテゴリの最新記事
|