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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:しみじみ系
灯火親しむ季節 皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、ブログ仲間の 楊ぱち さんちでテイクアウトした、本のバトンです。 <ルール> ・ 本のタイトルを、五十音順に埋めていく。(あ~わ、が~ぽ) ・ 過去に読んだ本であること。 ・ 作家はダブらないこと。 では、ラベンダー色のバトン、行くぞなもし~ あ アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス) い 異邦人(カミュ) う 海と毒薬(遠藤周作) え 永遠の仔(天童荒太) お 贈る言葉 (柴田翔) か 風と共に去りぬ (マーガレット・ミッチェル) き 吉里吉里人 (井上ひさし) く 草の花 (福永武彦) け 賢者の贈り物 (O.ヘンリー) こ 恍惚の人(有吉佐和子) さ 淋しいアメリカ人 (桐島洋子) し ジェーン・エア (シャーロット・ブロンテ) す スキップ (北村薫) せ 青春の門 (五木寛之) そ それから (夏目漱石) た 誰がために鐘は鳴る (ヘミングウェイ) ち チャタレイ夫人の恋人 (ローレンス) つ 翼はいつまでも (川上健一) て 天国にいちばん近い島 (森村桂) と 透光の樹 (高樹のぶ子) な 長いお別れ (レイモンド・チャンドラー) に 楡家の人々 (北杜夫) ぬ 脱いでみようか (野際陽子) ね 眠れる美女 (川端康成) の ノルウェイの森 (村上春樹) は 二十歳の原点 (高野悦子) ひ 秘密 (東野圭吾) ふ 二つの祖国 (山崎豊子) へ 変身 (カフカ) ほ 星の王子様 (サン・テグジュペリ) ま 魔女の一ダース(米原万里) み ミーナの行進 (小川洋子) む 無印良女(むじるしりょうひん)(群ようこ) め 明治・父・アメリカ (星新一) も モモ (ミヒャル・エンデ) や やさしい関係 (フランソワーズ・サガン) ゆ 夕暮れまで (吉行淳之介) よ 夜のピクニック (恩田陸) ら ライ麦畑でつかまえて (サリンジャー) り 竜馬がゆく (司馬遼太郎) る ルンルンを買っておうちに帰ろう (林真理子) れ 霊長類ヒト科動物図鑑 (向田邦子) ろ ロスノフスキ家の娘 (ジェフリー・アーチャー) わ わたしと小鳥とすずと (金子みすゞ) を をもいつかんぞなもし~ ん 「ん」で始まる本、読んだことのある人~ が 岳物語 (椎名誠) ぎ 銀河鉄道の夜 (宮沢賢治) ぐ グレート・ギャツビー (フィッツジェラルド) げ ゲームの達人 (シドニィ・シェルダン) ご ごきげんなすてご(いとうひろし) ざ ザ・ビートルズ(広田寛治) じ 寂聴さんがゆく (瀬戸内寂聴) ず ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー (那須正幹) ぜ ゼロの焦点 (松本清張) ぞ ゾウの時間ネズミの時間 (本川達雄) だ 大地 (パール・バック) で デトロイト・メタル・シティ (サラ・パレツキー) ど 泥にまみれて (石川達三) ば 晩年 (太宰治) び ビートルズの優しい夜 (小林信彦) ぶ ブリージング・レッスン (アン・タイラー) べ ベイシティローラーズ エジンバラの貴公子 (著者わからん) ぼ ぼくの大好きな青髭 (庄司薫) ぱ 巴里の空はあかね雲 (岸惠子) ぴ ピタゴラス豆畑に死す (小峰元) ぷ プーさんの鼻 (俵万智) ぺ ペンギニストは眠らない (糸井重里) ぽ 鉄道員(ぽっぽや) (浅田次郎) 最近は、あまり図書館に行ってましぇん… 異邦人~シルクロードのテーマ は、'79年に、久保田早紀 さんが自ら手がけた、 ナンバーワンソングです。テレビCMで、砂漠をゆくラクダさんチームのバックに流れていました。哀愁を帯びたエキゾチックなメロディが、詞の広がりに合わせ、 マイナー(短調)~メジャー(長調)~マイナーに戻るサンドイッチ感覚が大好き。 ラーメンのCMソングじゃないけど、♪行った気分で 空と大地の触れあう彼方 過去からの旅人を呼んでる道 あなたにとってわたし ただの通りすがり ちょっと振り向いてみただけの異邦人 さだまさし さんは、フォークデュオ・グレープの解散後、'76年のソロデビューアルバム 帰去来 の中で、同名異曲の異邦人 を歌っています。 最後のフレーズに、カミュの小説のキーワードが引用されていて、「あ!」っと驚く まるで短編小説集のように、一曲ごとにドラマが詰まった、文学の香り漂うさださんのアルバムは、趣のある日本語の歌詞と、表情豊かなメロディで丁寧に紡がれており、30年以上経った今も、古さを感じさせません。 人生は潮の満ち引き と歌い上げる 転宅 を、わずか24歳で書き上げたさださんの深さに、改めて感服です。 カミュの 異邦人 は、けだるい雰囲気や、淡々とした主人公、砂漠にじりじりと灼きつける太陽が印象的でしたが、実は、一度読んだだけで、ストーリーはうろ覚え あの頃は、あまり心情的に理解できなかったけど、今ならわかるかな?さださんの台詞のシーンはどこかを確認するためにも、もう一度読み直したい小説です。 意地を張るのに 嘘ついて 嘘を隠すために また 嘘をつく たとえば 「ごめんなさい」が素直に言えたら こんな遠回りなどしなくても すんだだろうか この、本バトン、遊び半分で始めたら、意外にも面白かったので持ち帰りました。まず、ダダダ~っと欄を埋めた後、まだ出てない作家の本をぼちぼち入れようとしたら先客あり。二者択以上となった箇所では、もう一度読みたい作品を選びました。 お出かけには本を持ち歩く方も多いのではないでしょうか。本好きの皆様、読書の秋、頭の体操に、バトンいかがですか?数に制限はありませんので、ご自由にお持ち帰り下さいね 同じ本を読んだ人もいるかな?やんちゃんとは、「る」がかぶっとったぞなもし~ 歌 詞 久保田さん 歌 詞 さださん おまけ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月01日 17時37分06秒
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