|
テーマ:今日のBGMは・・・?(688)
カテゴリ:テーマソング
二四六九十一(にしむくさむらい←今の若者には通じないかも)
さむらいもあと2日。いよいよ みかんの季節到来だ。愛媛出身というと「実家はみかん農家?」と聞かれることがあるが、北海道の人に「実家は牧場?」京都の人に「(同)お寺さん?」香川(讃岐)の人に「うどん屋?」的な質問にあたるので、そこんとこよろしく さて、今日は番組の告知ぞなもし 11月29日(日)20:00~21:30 NHK総合 坂の上の雲 原作: 司馬遼太郎 脚本: 野沢 尚 ほか 語り : 渡辺 謙 出演: 阿部 寛(秋山好古)本木雅弘(秋山真之)香川照之(正岡子規)ほか 音楽: 久石 譲 ホームページは こちら 秋山さんちも正岡さんちも先代は お侍さん。みかん農家ではない 三人はそれぞれ、十代で上京し、松山の港から船に揺られ、神戸で乗り換え、太平洋沿いに北上したらしい。東京までは4~5日かかったというが、百年後は飛行機で1時間20分ほどだ 私も18で上京したので、今まで何十往復もしたが、淡い水色の瀬戸内海が眼下に広がると、ほっとする。(港のある三津浜は「東京ラブストーリー」で、主人公のリカが、白いハンカチに「バイバイ カンチ」と書いて柵に結んだ駅の、ちょい先あたりぞな) 同じ四国でも土佐の太平洋と、お隣・伊予の瀬戸内では、波の高さや色合いが違う。ふるさとの穏やかな海は「ようお帰りたね。」と微笑んでいるように見える。子供の頃から見慣れた風景は、離れると恋しく、近づくと懐かしい。 今日も天気晴朗、波低し。 大正時代、松山の女学生だった祖母が、市内のどこかで秋山好古氏に接近遭遇していたかも、と想像すると楽しいこの作品の愛読者であるラベ夫は、部活で毎日、松山城の坂をランニングしていたそうだ。 今日の曲は、「坂の上の雲」のBGMから、メインテーマの Stand Alone 作曲者は、宮崎駿作品や「おくりびと」、伊右衛門のCMソングなどを手がけた 久石 譲 氏。(若い頃は前衛音楽に傾倒していたそうだ。ペンネームはクインシー・ジョーンズから。)彼もこの作品のファンで、ドラマ化されるにあたり、依頼が来るといいな、と思っていたそうだ。明治を生きた人間に感じる「凛として立つ」イメージを表現したという。伊右衛門や「おくりびと」と同じく、主役はモッくん というナイスな組み合わせ 司馬氏の古巣、産経新聞に小説が連載されたのは1969~72年。ベトナム戦争の真っ只中で、ドルショックやウォーターゲート事件があった頃だ。学生運動、大阪万博、札幌冬季オリンピック、日中国交回復(パンダ来日)、あさま山荘事件、日本列島改造論の頃で、首相は佐藤栄作に田中角栄。当時の空気は覚えている。ミーハー的には、五木ひろしがデビューし、モッくんの先輩であるジャニ系では、フォーリーブスが活躍中、郷ひろみもデビューした。スタ誕が始まり、中学生の森 昌子、桜田淳子が登場。山口百恵は連載終了の翌年だったようだ。 ビートルズつながりだと、ジョンとヨーコ&ポールとリンダが結婚した翌月から、Abbey Road、Let It Beの発表、解散。ポールはウイングスを結成、ジョンはNYに移り「Imagine」「Happy Xmas(War Is Over)」を発表。明日が命日のジョージは、バングラデシュ難民救済コンサートを開催、リンゴは映画の道に進んだ頃。72年には、ジョンの「女は世界の奴隷か!」ポールの「アイルランドに平和を」「ハイハイハイ」が相次いで放送禁止になったあたりまで。 余談ながら、司馬氏は となりのトトロ を気に入っていたそうだ。エンディングに流れる さんぽ の作詞者は、ロングセラー絵本「ぐりとぐら」シリーズの作者・中川李枝子さん。宮崎監督の「小さな子が元気に歌える曲を」というリクエストにみごとに応えた。小学校の教科書ソングとなり、ちびっ子達も元気いっぱいに歌っている。 中島みゆきさんの 棚から本マグロ 発言に主役の座を奪われた感もあるが、久石さんもこのたび紫綬褒章を受章した。コメントは こちら (リンク切れはご容赦を。)一番思い出に残るジブリ作品は、最初に作った 風の谷のナウシカ だそうだ。 「坂の上の雲」と来年の大河ドラマ「龍馬伝」のペイントを施した飛行機が日本の空を飛んでいるらしい。来年までの期間限定で、「坂の上~」は役者さんトリオ、「龍馬」は主演の福山雅治さんではなく、有名なあの写真。そういえば、高知空港は、いつの間にか、「高知龍馬空港」という名前に変わっていた リバプール・ジョン・レノン空港やシャルル・ド・ゴール空港みたいじゃきに 全国的には、いまいち存在感の薄い四国だが(実・感)、そろそろブームが来るかいな 坂の上の雲 さんぽ 伊右衛門 CM ナウシカ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月05日 12時28分31秒
[テーマソング] カテゴリの最新記事
|