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テーマ:いまさら、ビートルズ。(617)
カテゴリ:John Lennon
今日はジョンとショーンのダブル誕生日。辰年で天秤座生まれのジョンは生誕70周年(古希)酉年のヨーコ(77歳 水瓶座)は喜寿のめでたい年回りだ。(※満年齢)異母兄のジュリアン(47歳 牡羊座)と今日で35歳のショーンはちょうど一回り違いの卯年。来年は年男。成田山新勝寺あたりで豆まきしてくれないかしらん。同じ日生まれ の皆さん、ご近所の皆さん、お誕生日おめでとうございます
心を開いて「イエス」って言ってごらん すべてを肯定してみると 答えがみつかるもんだよ(Mind Games) 9月30日はジョンレノンミュージアム(JLM)の閉館日だった。開館日はジョンがエアー還暦を迎えた10年前の今日。当時子育て中だった私が初めて訪れたのは、半Queen(Brian&Roger)+Paul Rogersのライヴに行った2005年10月だった。ダコタ仲間のMちゃんと一緒で、ライヴ前にミュージアムをと、併設カフェで待ち合わせ。ジョンにちなんでフィッシュ&チップスにロイヤルミルクティーとしゃれこいたが、久々の再会で話に花が咲き、気が付けばライヴの時間が近づいてきたではないか。ガチョ~ンゆっくり観る時間はない。「また今度」と、魅力的な売店を一通り覗いた後、アリーナへと向かった。 2回目はいつだったか思い出せないが、おそらく翌年あたり。どのコーナーでもウルウルし、目が腫れてしまった。ジョン・レノンという一人の人間に寄り添い、彼の歩みを追体験する見事な構成。常設展の他、期間限定の企画展が催されており、じっくり味わえば3時間はかかった。せっかくなので、この機会に記憶の中のJLMをおさらいしてみることにしよう。 さいたま新都心駅の改札を抜け、左に進めばスーパーアリーナ、その手前右手のビル4・5階がミュージアムだった。入口(3階)正面ではジョンの特大写真がお出迎え。床にはNYセントラルパークの「Strawberry Fields」を再現した「Imagine」の模様。ジョンの命日、献花したこともある。 左の壁一面にジョンの白黒写真コラージュパネル。教壇のような一角でイベントステージにもなった。右側にミュージアムのロゴとリバプールの写真。エスカレーターを昇れば4階フロント。 チケット売場の左横にジョンとヨーコの等身大パネルと売店、右手にミニシアター、カフェ(06年4月以降、資料満載のAVラウンジに)。入場後ミニシアターに進み、ショートフィルム鑑賞。 平日に行くことが多かったせいか、館内はいつも空いていたが、最終日は満席(60席)で感無量。ジョンの40年を約7分でなぞる。エンディングに流れるジョンの声は「I still believe in love, peace, positive-thinking.」終了後、左の扉からリバプールゾーンへ。右の扉からは、外でスタンバっていた皆さんがゾロゾロと入場。 ZONE1 少年の記憶(1940-55) リバプールの地図、両親や子供時代の写真、ノート、成績表、イラスト(絵の一枚は「心の壁、愛の橋」のジャケットに)、手作り新聞、手書きの「Julia」、母Juliaのバンジョー 2 ロックンロール(1955-62) プレスリーのレコード、初めて手に入れた通販のギター、リッケンバッカー、革ジャン、キャバーンクラブ関連資料、音楽新聞「マージービート」 3 The Beatles(1962-67) デビューアルバム、サイン入りファンクラブ会報誌、公演プログラム、チケット、手書きの「Help」「In my life」、来日公演&SGT Pepperの衣装、アビーロードスタジオの録音機材、Mr.Kiteのポスター&歌詞、エピフォンカジノ、眼鏡。「愛こそはすべて」の世界中継ビデオ。エスカレーターで5階へ。 来日公演 4 ジョンとヨーコの出会い(1966) ヨーコ子供時代の写真と年表、インディカギャラリーの個展再現(天井の「YES」など)、電話 5 Love&Peace(1968-70) ノート、愛用のイラスト入りギター(ギブソンJ-160E)、米盤LP「Hey Jude」ジャケットで着用したベルト(「ウエスト細っ!」byずんどこラベ太郎) 6 Imagine(1970-71) 映画に出た特大チェス盤、LP、ゴールドディスク、「Imagine」歌詞(ホテルのメモ用紙) 7 New York CIty(1971-72) パスポート、グリーンカード、ミドルネーム改名申請書、NYCの袖無しTシャツ、ライヴで着用したジャケット、ギブソンレスポールJr 8 失われた週末(1973-75) ヌートピア大使館スタンプ、眼鏡、手形、ペンダント 9 House Husband(1975-80) ライター、ミッキーマウスの腕時計、シガレットケース、ベル、日本語表記のクレジットカード、白いピアノ、掛時計、「Love」「Woman」「Starting Over」「Watching the Wheels」の歌詞原稿、日本語自習用イラスト、軽井沢で着用の服、帽子、書道セット、キセル、干支(龍)の彫刻入り特注ギター Final Room ジョンが紡いできた言葉が原文と日本語で中央部のついたて両面に並ぶ白い部屋。壁沿いの椅子に腰掛け、流れる音楽に身を委ねる。シンプルだが奥の深いジョンの世界はハートで感じればよい。最終日はメモを取る人多数。私にとっては初めての光景だった。彼等の胸に響いたジョンの言葉は何だったのだろう。 どのゾーンにもその時々の曲や映像が流れ、時代の風をまとったジョンがいる。一緒に口ずさむ人も多い。国や時代は違っても、皆、音楽のタイムマシーンに乗り、少年少女時代にget backしているのだろう。記憶の引き出しを開け、懐かしい場所で思い出の誰かさんや昔の仲間にエアーで語りかけているのかもしれない。たくさんの表情に「In my life」の歌詞が浮かび、熱いものがこみあげてきた。 鑑賞の仕方で思い入れの度合いがなんとなくわかるのも面白い。来館者は必ずしもファンとは限らない。ショーケースを食い入るように見つめたり、熱心に解説したり思い出を語る人の傍らで醒めた表情のお連れ様。初期ビートルズからリアルタイムと思われる先輩世代の会話につい耳ダンボ。 心安らぎ、「見えんけどおる」ジョンのロック魂や愛と癒し、ヨーコの心遣いが感じられる温かな空間にありがとう。 JLMへは通算で7~8回行った。娘とは聖子ちゃんコンサート の前に、息子とは先月(9・11)駆け込みセーフ。何度誘っても「興味がない」と「NO」の一点張りだった彼は中3にしてビートルズにはまった。中2病の母が長年買い集めてきた本やビデオ、CD、DVD、You Tubeで熱心に自主学習。勉強もこうだったら頭痛の種は減るのに やっと「YES」になった頃にはスケジュール調整が難しくなり、1度行くのがやっとだった。予習はバッチリ、じっくり堪能した様子。「あと何度か行きたかった」だから言ったのに 昔から興味ナッシングな夫は行かずじまい。最近までビートルズの顔が見分けられなかったことが判明したが、S&G の例もあるので、わかるようになっただけで嬉しい…と日記には書いておこう。 Now here (なぜか埼玉)にいたジョンの思い出達はNowhereへ旅立った。またいつかどこかで会えるといいな。行き場のない孤独感を覚える人(=ジョン自身)を励ます「Nowhereman」は65年発表「Rubber Soul」の中の1曲。3人のコーラスが見事だが、回るマイクが大活躍した(?)日本公演では自分達の音が聞こえにくかったのか、バランスが良くない。サビでいきなり2番を歌うジョンに、バックのジョージは動揺も見せずしっかりカメラ目線 ミュージアム閉館日は朝から雨。前回ラベ太郎と堪能したものの、やはり最後を見届けたく、電車に乗った。同じ時間帯に行った人が数名いたことや池内淳子さんが亡くなったことをツイッターで知った。 ビートルズ赤盤・青盤、ジョンのアルバムがリマスターされ、今月、相次いで発売された。Imagine Peace Towerの点灯は12月8日まで。今日はGOOGLE と You Tubeがジョン仕様。ジョンファミリーやたくさんのビートルズファンのつぶやきでTLは大にぎわいだ。(以下ツイッターよりRT) 私にとって(Lennon BOX の)リマスタリング作業は感情的につらかったです。ジョンが私のとなりにいるように感じてとなりを見ても、そこには誰も座っていない椅子があるだけでした。 私は泣いていましたが、それ以前と変わらず、私の仕事はジョンを聴くことでした。過去30年あまり。なので、私はラッキーガールだと思います。 ジョンの誕生日に100万の平和の願いをイマジン・ピース・タワーへ送りましょう。そして、点灯するタワー をご覧ください。オノ・ヨーコ Thanks everyone for very thoughtful birthday mentions, to myself and dad as well. Sincerely, Sean Hoppy Birdy Sean! x Julian 4ショット 40年 父子 息子2 息子1 母 元妻 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年01月13日 09時29分38秒
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