戻っておいで 私の時間

8月15日生まれの皆さん：ナポレオン、オスカー・ピーターソン、目黒祐樹、ボビー・コールドウェル、渥美二郎、サンプラザ中野くん（爆風スランプ）、愛甲猛、宇梶剛士、肥後克広、麻生祐未、石丸幹二、ベン・アフレック、アキラ100%、川口能活、金城綾乃（Kiroro）、秋山竜次、大橋未歩、ナオト・インティライミ、中村剛也、岡田将生、ジェニファー・ローレンス、萩野公介


1549年8月15日　ザビエル来日

1542年スペイン出身のイエズス会士フランシスコ・ザビエルはポルトガル王の要請でインドに派遣された後マラッカで日本人と出会い、日本布教へ。1549年の今日、鹿児島に上陸した。約2年かけて平戸（長崎）や京都などを巡り、500人以上に洗礼を授け、離日。

1863年8月15日～17日　薩英戦争

1862年9月14日　神奈川の生麦村で薩摩藩の行列に差しかかったイギリス人が斬殺される事件が発生。幕府は賠償金を支払ったが薩摩藩は犯人の引き渡しを拒否。翌年のこの日 7隻のイギリス艦隊が鹿児島を砲撃し、城下の1割が焼失。薩摩藩は攘夷が不可能であることを悟り、積極的開国論に転換。大きな損害を被った英国も薩摩藩の実力を評価し、和議成立。以後両者の提携が進んだ。

1869年8月15日 開拓使設置

この日 明治政府は北海道の開拓経営のため行政機関「開拓使」を設置。
1870年 開拓次官に就任した黒田清隆（薩摩藩士）が実権を握り、道路・鉄道・都市の整備や炭田開発、入植管理、屯田兵の配置などを担当。1882年に廃止され、札幌・函館・根室の3県が置かれた。

1945年8月15日 玉音放送

太平洋戦争末期の1945年8月、日本は原爆投下やソ連の対日参戦を受け危機的状況に陥っていた。軍部が本土決戦を叫ぶ中、8月14日の御前会議で昭和天皇はポツダム宣言受諾を確認。この日 正午、天皇が自らの声で録音した終戦詔書がラジオ放送され、国民は日本の敗戦を知った。
当時のラジオは雑音が多く、詔書の難解な文体を理解できない国民も少なくなかった。玉音放送を聞いた人々のなかには、後年「内容がよく聞き取れず、周囲の反応で敗戦を理解した」と回想する人もいる。玉音放送後、アナウンサーが宣言受諾に至った経緯などを解説した。

「朕は帝国政府をして米英支蘇四国に対しその共同宣言を受諾する旨通告せしめたり。惟うに今後帝国の受くべき苦難はもとより尋常にあらず。汝臣民の衷情も朕よく是れを知る。然れども朕は時運の赴く所、堪え難きを堪へ、忍び難きを忍び、以って万世の為に太平を開かんと欲す。」

　　　　  国立公文書館 デジタルアーカイブ 「昭和二十年」