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December 8, 2006
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カテゴリ:映画
金曜日の朝10:15分の回で「父親たちの星条旗」を観てきた。
静かなる感動で映画が終わってからシーンと静まりかえった場内を立ち去る人は一人しか居なかった。
 がらんがらんの映画館で久々仕事を休んで観に行った。007にしようか考えたけど、やはりクリント・イーストウッドの監督作は大好きなので、そして何より自国の戦争の実話に基づくものだったので観にいった。
小雨が降りそうだった中、なんと映画館には10人程度。しかも初老から完璧老人の退役軍人さん?って思うほどのじいさま達が集団で、見に来ていた。
ふーん。。。日本も変わったなあ・・。この人達が映画に来るんだ。アメリカなら当たり前でもここ日本じゃちょっと前まで考えられなかった。
 本題に入るけど・・・・数ある映画の中でこんなに自分の魂に触れたものがあったかな・・・。それぐらい感動というかその言葉自体が薄っぺらに思えるほど素晴らしかった。
普通の若者達がこうやって命を落としてゆき、大きな国という力が何故これほどまでに人の命までも奪い合う場所をわざわざ作るのか。。。。。
政治を語るつもりはないけれど、クリント・イーストウッドと言う人がこれほどまでに名監督で人の心を揺さぶるほどに人間を掘り下げることができるとはダーティハリーがなんであんなにカッコイイの?と思っていた私にとっては驚愕の未来となった。どこがセクシーでかっこいいのかさっぱりわからなかったけど、一話ダーティ・ハリーを観て魅力がある俳優であることは遅ればせながら分かった。でも、知事に当選したと思ったら、今度はこんなに素晴らしい映画を作るなんて。
マディソン郡の橋・・・あれも不倫というには安易すぎる切ない恋が描かれたいたけれど、今度の2部作は世界を巻き込んで魂を揺さぶるほどの作品となって後生に語り継がれてゆくのではないかな。。。。。

父親たちの星条旗 - goo 映画

明日から2部作目の「硫黄島からの手紙」が公開される。全て日本語のアメリカ映画。
昨日テレビでニュースキャスターにインタビューされているクリント・イーストウッドが日本茶を片手に乾杯と言っていた。
海外のお客さんは皆水かコーヒーを希望するらしいけど・・・。彼の人となりが分かる。
こんな白人も沢山アメリカにはいる。差別や、問題が多く、日本のわびさびなんて全く想像の外という中にあって、彼のような感性のアメリカ人、あえて白人というけれど、そういう人がいるのがアメリカの度量の大きさかな。。。
 嵐の二宮和也君も出ていて、全米映画評論家協会ではアカデミー助演男優賞の有力候補とまで言われている噂がある。
渡辺謙演じる栗林中将は圧巻なのが想像がつく。
また、今度は日本人として足を運んでみよう。

硫黄島からの手紙 - goo 映画







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Last updated  December 8, 2006 06:04:46 PM
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