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とっても月の綺麗な5月25日、私の大事な青い小鳥は鳥かごから月夜の大空に羽ばたいていきました。私がかごの扉を開いたのです。
私の元に迷い込んできた青い小鳥。私は幼い青い小鳥をかごの中に入れて大切に見守ってきました。 青い小鳥はいつの間にか、私の心の支えとなっていました。よろこび、かなしみ、毎日おこるすべての出来事をかごの外から青い小鳥に一番に話しかけていました。 でも、青い小鳥はかごの外に出たいと思うようになっていたのです。どんな世界があるのだろう、、、。 しかし、青い小鳥は私の事を気づかい飛び立てずにいました。このかごから飛び立ってしまうとこの人は悲しむのではないかと。 私も青い小鳥の気持ちに気づいていました。自分の中で葛藤がありました。このままではいけないと解っていました。 そして満月の夜、それは青い小鳥の誕生日、私のプレゼントの新しい靴を履いて青い小鳥は綺麗な月夜の大空に羽ばたいていきました。 、、、私は心の支えを無くしてしまいました。解っていたことなのに淋しいのです。 しばらく私は空を見上げ、帰ってくることのない青い小鳥を探し続けるのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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