道に迷って、今、蘇州・・・

今日は朝7時に起きて、
ツナとおかかのオニギリ、唐揚げを作成。
8時半に南京へ向けて出発です。
蘇州から南京まではちょうど200km、
高速で1本なので、2時間半ほどで到着。

まずはIKEAを堪能し、
その後、嫁さんの希望で江蘇省に１軒しかないという、
今年8月オープンの『無印良品』へ行ってきました。
日本人的な感覚で言うと、
わざわざ高速代を出して行くところではないのですが、
せっかく南京に来たついでに足を伸ばしてきました。



中国では上海にも店舗がありますが、
一般的に『MUJI』という店名で知られています。
『無印良品』という名前が長いからでしょうか。
そうえいば、今はソロで活躍している、
『童話』で有名な光良という歌手の以前のGrp名が『無印良品』でしたが、
このお店とは関係が有るのでしょうか・・・！？

日本ではデパートなどと一緒に展開している無印良品、
南京でも大型デパートモールの一角に店を構えていました。
他にもユニクロや有名ブランドなどが入っていて、
南京の若者が足を運ぶエリアのようです。



店内はほぼ日本の無印良品の雰囲気です。
日本の大きいところは何階建てにもなっていますが、
こちらはワンフロアのみ。
それでも、寝具や家具なども一応置いてあり、
一通り揃っている様子。

無印良品ならではの、
シンプルで無地系のものが溢れていて、
店内は落ち着いた雰囲気。
ユニクロもそうですが、
ほぼ日本のお店と変わらない雰囲気で、
日本人にとっては懐かしい感覚を覚えるかもしれません。



店内のレイアウト、商品の並べ方も日本と同様。
女性が好みそうな小物が、
文房具、コスメ、食器などいろいろ並んでいます。
うちの嫁さんは日本で無印良品デビューして、
すっかりお気に入りのようです。
シンプル且つ素材の素朴感が却って新鮮なのでしょう。

ただ、店内の商品を見ていると、
ふと気になったことが・・・
そう、値段です。



商品には日本人には見慣れた無印良品のラベルが全てに貼られています。
もちろん日本語、
近くにいた中国人の若い女の子は、
「何て書いてあるか読めない！」と笑っていました。
そして、これもまた無印良品の特徴、
小物系は全てラベルにお値段が記載されており、
よく見ると当たり前ですが、日本の値段が記載されています。

そして、気になる中国のお値段、
今は１RMB＝13.2JPYですが、
無印良品では一律ではないものの、
ほぼ日本の金額の下一桁をカットした値段に・・・

例えば、歯磨きセット300円は、
30RMBという値段設定、
よって今の日本円レートでは396円に。
少し前の15円時代なら、450円で1.5倍の値段設定と言うわけです。
他にも化粧ポーチ1200円が120RMB（1584円）に・・・



全てがゼロを一つ取っただけではありませんが、
自分が見た範囲では、
ほぼ1.3～1.5倍のお値段設定でした。
ユニクロ製品などは日本でいくらか正確な値段が分からないため、
「日本と同じものが買える♪」という喜びで手が伸びますが、
目の前に日本の値段が貼ってあると、
ついつい計算してしまい手の伸びが鈍ってしまいます・・・

ちなみに生産地がきちんと、
「日本」とか「中国広東」などと表記されているのは好印象。
ただ日本製だから値段設定が高いというわけではないようですが。

「日本の無印良品を知っている日本人」には、
日本より高い設定に抵抗を覚えますが、
逆にラベルに日本語が書いてあるのは、
中国の購買層には大いに「有り」なことで、
多少強気な値段設定でもそこそこに需要が見込めるということでしょうか・・・


気がつけば、明日は大晦日なのですね。
全然実感ないです。
おせち料理などを食べることもないし、
家でBSがないので紅白歌合戦を見るわけでもない・・・
それはそれで非常に淋しいのですが、致し方ないです・・・
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