カテゴリ:フェレット
先ほど最愛のわが子、
マーシャルっ子 お鼻の白い一本線がチャーミングな、 7歳のおばあちゃまミントンがイタチの神様の元へ帰っていきました。 昨日の午後1時ごろに免疫サポートご飯を食べさせたのを最後に食事は一切拒否。 水は口に持っていくとごきゅごきゅと美味しそうに、 それこそ最後までごきゅごきゅと喉を鳴らして飲んでくれました。 後ろ足に力が入らず「そこでしてもいいよ。」と声をかけても頑として聞かず カーペットの上からフローリングの上に移動してきちんと踏ん張ってトイレをしていました。 一度も寝ながらおしっこやうんちをしませんでした。 ほれぼれするような素晴らしい気品とプライドにあふれる子でした。 正直昨晩の10時頃にもうダメかなって思っていたんです。 「ふしゅ、ふしゅ」って声を出して、体がひくひくってなって。 でもその後「おきるっ!」っいって立ち上がって、 私がお腹を持って支えて、家の中の好きな所をあるかせてあげました。 そして、小さい頃にお姉さんとして厳しく(笑)ルールを教え遊んであげたもんちゃんの ケージの中に入れて欲しそうだったので、 ショコちゃんはひとまず畳の部屋に移動してもらい (あまりにも体力さがあってミントンにはキツイかなと思い・・・) もんちゃんのケージの中に入ると嬉しそうに、 飲めないのにウォーターボトルに口を寄せました。 放牧の途中にもんちゃん達のケージに入ってお水を飲むのがミントンの日課でした。 こきゅっとひとくち、ふたくち。 嬉しかったぁ。 そしてもんちんは、入ってきた大先輩の口の匂いをちょっと嗅いで 優しそうな、でも悲しそうな目に変わりました。 そしてミントンの体を優しく優しく舐めてあげました。 そのもんちゃんはご飯をばりばりと食べ始めたのですが 元気な次男坊の隣でしばらく夢見るような本当に優しい、 嬉しそうな表情でくつろいでいました。 しばらくして満足した風だったので、自分のケージのハンモックへ乗せてあげると ちょっともがいて嫌そうだったので、私の膝の上に移動させてずっと抱いていました。 TVをみながら抱いていたのですが、 連日夜ほとんど寝ていなかったのでついうとうとしてしまったので、 寝ないようにそっと抱いてパソコンの部屋へ移動しました。 移動してから口のはじをそっとめくり、 シリンジでお水をゆっくりとたらしてあげると、 ゆっくりゆっくり飲んでくれました。 パソコンの部屋に移動してしばらくすると、 よろよろと立ち上がり歩きたいそぶり。 おしっこかな?と思いましたが おしっこになるぐらい水分はもうなかったのかでませんでした。 結局ミントンの最終おしっこ&うんちは夜10時ごろ。 よろよろしながらもきちんと自分の足でしっかりと踏ん張ってジョーッとしたのが 一番最後のトイレタイムでした。 立ち上がるともう後ろ足に力が入らなくて 横倒しになってしまうのですが、 ちょっと私がお腹を支えてあげると 自分の意思で自分の進みたい方向へ動こうとします。 もんちゃんたちのハンモックの上。 かしゃかしゃトンネルの中。 畳の部屋に備え付けてある100均の私の手作りハンモック。 行きたい場所にすべて行けた様子だったので 私の足元の手作り寝袋の中に入れてあげました。 ちょっと落ち着かない様子で顔を出したりもぞもぞしたりしていたので そのたびに「お母さんはここにいるよ。愛してるよ。大丈夫だよ」と声をかけてあげました。 それを繰り返すともぞもぞと眠る体勢になりました。 その後ちょっとうとうとしてしまって、ハッと気が付くとミントンが畳の上で ビローンと一本になっていました。 「しまった!」 あわてて抱き上げると意識はありますが、体が、足が、尻尾が冷たくなってしまっていました。 お気に入りのかしゃかしゃする黄色の寝袋の中に入れてあげて (これはかしゃかしゃするビニールが間に入っているので非常に暖かくなるのです) さらに大判のフリースをかけて、私の手を入れて(私の手はいつも何故か暖かいのです) 体をさすり、足をにぎり、しっぽを触り、暖めてあげました。 そのまま部屋の電気を暗くしてミントンと一緒に横になりました。 時間は明け方の4時頃だったと思います。 フェレットと一緒に寝るのが夢だった私は、 ミントンと一緒に眠れる事が本当に嬉しくて 「嬉しいね。一緒に寝てくれてありがとね」と眠りに落ちるまで語りかけていました。 最初はちょっともぞもぞと出たそうにしていたけれど、 暖かさに落ち着いたのかやがてミントンも眠った様子でした。 私は右手で頭をなぜ、左手で体にふれ、全身でミントンと一緒にいれて 本当に幸せな気持で眠りました。 眠っている最中に暖かな光を感じました。 目の奥に暖かな神々しい光を感じ、 その光はミントンの方へ向かっていったようでした。 光のこと、書いている今思い出しました。 夢うつつでしたが、確かに光を見ました。 きっとイタチの神様と、 一足先に天国へ行っている先住のフェレット達が見守りに来てくれたのだと思います。 朝6時30分。 居間においてあった携帯の目覚まし時計が鳴り響き、あわてて止めに走りました。 そして戻ってミントンが寝ている黄色の寝袋に手を入れると しっかりと胸が動いていて、手足も、体も、しっぽもとても温かく リラックスして眠れているようでした。 「よかった」 安心してもう少し一緒に寝ようね・・・と再び寝袋に手を入れフリースをかぶり 横になりました。 寝不足だった私にミントンの暖かさが心地よく再びうとうと・・・。 7時になると旦那さんが起きてきて 「ミントンはどう?」と声をかけてきたので 「よく寝てるよ」と返事をしました。 触ると確かに呼吸を感じます。 顔もおだやかでゆったりと寝ていました。 もう少し一緒に寝ていたかったのでそのまま横になっていると 旦那さんが、もんちゃんとショコちゃんたちのケージのお掃除をしてくれている声が聞こえました。 「ありがたい・・・」 そう思いながら片付けの賑やかな声を聞いていました。 「今日はシャワーでいいや・・」なんて旦那さんの声を聞きながら 再びうとうと・・・。 次に目が覚めたのがシャワーから出てきた旦那さんが コーヒーミルをがりがりと削る音でした。 ミントンを起こして旦那さんにおはようの挨拶をしてもらおう。 そう思って寝袋の中のミントンをさすりました。 反応がありません。 まさか。 さっきまで確かに胸が動いていたのに! あわてて袋からミントンを出しました。 体はとても温かい。 寝袋の中に手を入れても失禁の後がない! なのに。 なのに。 声一つあげることなく、本当に眠るようにフッと息を引き取りました。 その瞬間に声をかけてあげる事は出来ませんでした。 「ありがとうね。大好きだよ」の言葉をかけてあげたかったですが もう何百回と繰り返し伝えてきたのでミントンの心に刻み込まれてるよね? ああ、でも天国に帰る瞬間胸に抱きしめてあげたかったなぁ。 あんまりにも静かに旅立っていくもんだから お母さんの手だけの見送りになっちゃったよ。 レック君の最後は「キャーッ」って悲鳴をあげて本当に苦しそうだったから ミントンもそうなっちゃったら可愛そうだなってずっと思っていたけれど、 本当に本当に苦しむことなくすっと旅立っていけたんだね。 その顔に苦しみの表情は一切ありません。 今も私の傍らのふかふかぺっとの中にいるけれど あまりにも綺麗な寝顔なんでまだ寝ているだけにしか見えないよ。 でもあの暖かかった体はもう冷たくなってきちゃったんだね。 ずっとお掃除が出来なかった耳の中を綺麗にしてあげ 今は静かに安らかに本当に眠っているように横たわっています。 ありがとう。 愛してる。 大好きだよ。 何万回この言葉を並べても言い尽くせないほどいとおしい子でした。 ありがとう 愛してる 大好きだよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/05/16 10:07:31 AM
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