「殺人の門」 東野圭吾著
「殺人の門」 東野圭吾著 まず、読み終えた後・・・なんとなく不快感がありました ここに出てくる主人公が、煮え切らないというか、人がいいというか 全く、騙されていることに気がつかない・・・淡白な性格なのです 毎回、同じ友人に殺意を抱く仕打ちにあうのですが 言葉巧みに納得させられ、また、悪事の片棒を担ぐ ようなことになるのです 自分でもはっきりわかっているのに・・・あいつ口に騙されているって。 でも、人間ってこんなものかも・・・ そうそう、殺意を抱いていたら、世の中殺人事件で うまってしまうじゃない 人の性を上手に書いていると思います。 人ってどういうものかよくわかっていると思う 弱い面も強い面も