いつまでたっても１７歳

昨日の夕飯に旦那の嫌いな物を混ぜる事に。

どうして、そうなったかは娘にそそのかされて....

昨日のおかずの一品に『きゅうりと鶏のむね肉の和え物』があった。

これは茹でたとり肉ときゅうりを醤油、ゴマ油、ラ－油、七味。化学調味料で和えたもの。

本当は、これに笹かまか竹輪を混ぜると尚美味しい。

練り製品が嫌いな旦那の所為で、結婚してから入れた事がなかった。

でも、娘と私の分に笹かまを入れて見ると娘から絶好評！！

『どうして今まで入れなかったの～～』

『そんなの、おとうさんが嫌いだからにきまってるでしょ！』

『ずるい！贔屓だ！！私の嫌いなマヨネーズ味の料理は出すくせに！』

そう、娘の嫌いな物は『マヨネーズ』あの味が嫌いなんて可哀想な気がする...

人生の半分を損してる。とまではいかないけど、美味しい料理がいっぱいあるのに。

『ママの嫌いなキノコ料理だってするじゃん！！』

そう、私の嫌いな物は『キノコ全部』これも嫌いだと損してるらしいが....

嫌いな物は嫌い。だって気持ち悪いんだもん。

はじめて『エリンギ』を見た時は、心臓が飛び出るんじゃないかと思うくらい驚いた。

触るのも嫌！！でも料理しなきゃいけないから、娘が大きくなってからはキノコを刻むのは

娘の役目。大きいしいたけも恐い。

食べ物を恐いって言うのも変なんだけど.....

小さい時、キノコを摘んで来て『毒キノコ』だったらしく

母から『危ないから触っちゃダメ！』って言われたのがトラウマらしい....

親戚の叔母さんからの『エノキ』の秘密も効いてるらしい。

『これはね、ムーミン谷のニョロニョロなんだよ』って

小さい子供に嘘は厳禁である。

話を戻して....

旦那の物にも笹かまを入れる事に。

『ママ、絶対バレないよ！とり肉に似てるもん。それにこの間、私の食べかけのから揚げを混ぜてても気付かず食べてたよ！』

なんて事する子なんでしょ......！まぁいいか.....

あまり表面に笹かもを出さず、旦那に出して見ると....

『グウぉ～～～～なんか変な物入れただろ！！』

と一発で判ったみたい....

それにしても、熊が叫ぶような声出さなくても良いのに。

『なんで、こんな物混ぜたんだよ！！』と叫ぶ旦那に娘は

『え～美味しいのに！！美味しいから混ぜたらってママに提案したの』

『なんだって！！それなら、今度はおまえのにマヨネーズ味を食べさせてやる！！』

なんか兄妹喧嘩のよう......

『はいはい、終わり、終わり！！』と言って笹かまを取り除き、旦那に差し出す。

取り出した笹かまだけを食べている娘......

やっぱり嫌いな物は一口で判るみたいだ。

私も、どんなに小さなキノコでもわかるもん。

一度、シイタケが入ってるとは知らずに食べた時、なめくじを食べちゃったのかと思うくらい驚いた。

なめくじを食べた事は無いけどさ.....