いつまでたっても１７歳

塾から帰って来た娘が『１４才の母』を見ながら聞いて来た。

『陣痛ってこんなに痛いの？』

私は帝王切開なので最後の痛みまでは知らないんだよね～

『ママは帝王切開だったから最後の産む痛みは知らないんだ』

『へえ～ラッキーだね』

『でも術後の痛みは大変だったよ。数時間の痛みが良いのか数日間の痛みが良いのかは解らないけど』

『どっちも嫌だな～』

『・・・・・・・』

『所でさ、クリスマスに彼氏を家に呼んで良い？』

『は？』

『別にクリスマスくらい受験生の私でも楽しんで良いよね？』

『もちろん、そのつもりでいたよ。昨年みたいに彼氏と外食するんだと思ってた』

『それが出来ないから家に呼んで良いか聞いてるんじゃん』

『なんで？彼氏、お金ないの？』

『もう、ママバカじゃないの？二人とも推薦通ったんだよ？もし遊んでる所を補導員に見つかったら推薦取り消しじゃん！昼間ならまだしも、夜しか会えないのに』

『そうだね～冬期講習中だもんね～』

『そいでさ、彼氏を送った帰りに光のページェントを見に行こうよ！』

『彼氏とは見ないのかい！』

『ママ、知らないの？光のページェント見たカップルは別れるんだよ！！』

『そんなの統計学だってば。その場所にデートに行くカップルが多いから別れるカップルも多い。ディズニーランドも同じ事だよ』

『ママ、とにかく呼んで良いの？』

『おとうさんに聞いてからね』

『え～おとうは反対するに決まってるじゃん！』

『あんたバカだね～此処は私達の家だよ。クリスマスにおとうさんが居てあたりまえじゃん』

『・・・・・・』

『とにかく、今夜おとうさんに聞くからね』

『じゃあママ、おとうにサービスして機嫌とってから聞いてね』

『・・・・・・』

娘は何のサービスをしろと言ってるんでしょう......

まあ、旦那に話したら

『別に一人増えたって良いんじゃないか～』って言ってたけどさ

用意をするのは私なんだよね～

今年は私と旦那だけだろからケーキも買わないつもりでいたんだけど....

なんか予定変更しなきゃならないね.....