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カテゴリ:里山の草花たち
まだ返したくない うーん困った 図書館の貸出期間は2週間。期間内に連絡すれば一度だけ2週間延長してくれるが、今回借りた5冊は既に延長していただいたもの。その内の4冊は読了したが、1冊が前回も借りた『図説 竹細工の実際』(富民社 佐藤庄五郎 昭和25年発行 430円)だ。こういう解説書はずーと手元に置いといて、分からなくなった時など必要に応じて紐解きたいものだ。 こちら返しに行った県立図書館 お隣の美術館 竹細工はまだ竹割りと剥いでヒゴを作っている段階で、幅も厚みもまちまちだから編むまでの道のりは遠い。その幅や厚みは作る籠や笊によって違ってくるから、次の段階に移行するにも参考図書は身近に置いていつでも読めるようにしておきたい。 いろいろと本を調べた中で、この本が最も詳しく、丁寧だ。だが如何せん昭和25年もので図書館にしかない代物だ。また来週も借りるか、コピーするか。著作権法では公表後50年まで保護されるというから、こちらの心配はない。自宅のプリンターでやってもよいが、これだけのページをコピーするとなるとインクが切れてしまうだろう。 よっしゃぁ!! スキャンだ! さてどうしよう!と悩んでいる時、ピカーンと来たのがプリンターが複合機だったこと。こういう機能が付いているからこそ買ったはずなのに、すっかりスキャナー機能が付いていたことを忘れていた。情けないほど頭の回転が悪くなっている。 よっしゃぁ! これでパソコンに取り込んでおけば、いつでも読めるし、必要ならプリントアウトもできるのだ。しかも画面に出てきたものをズームアップすれば、本で読むよりも遠視の目にはやさしい。単に忘れていただけなのに何だか得をした気分なのもおかしい。
今から20年前に家族旅行で福島に来たことがある。その時に観光バスで案内されたのが、この美術館だった。いまも綺麗だが、当時は開館されて7年くらいだから真新しかった。しかも特設だったか常設だったかミレーの『落ち穂拾い』が展示されていて感動したのを今でも憶えている。 その美術館の隣が県立図書館で、右側の広いガラス張りの窓の側に閲覧机があって、陽だまりでのんびりと好きな本を読むのは冬場の最高の贅沢だ。図書館と美術館の間には連絡通路があって、その中間にレストランがあり腹ごしらえもできる。
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