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カテゴリ:里山の草花たち
通学路の放射線量の測定 行政区の小学生のお子さんが通う通学路を20メートルおきに14か所を側溝側と、反対の草むら側とを1メートル、50センチ、1センチの高さで5回ずつ測定して平均を出した。 町を通して県の助成金で購入した線量計と自分で購入したRADEXと、知人から借りてきた前に紹介した3台で測定した。町が斡旋した線量計は値段が高い(13万台)割に不安定でバラツキがあり上下動が激しいため、急きょIInspector Alert を借りてきたもの。自分の所有のRADEXは3分を経過した後の数値がほぼInspector Alertと0.01~0.03μSv/時の差で安定していた。 やはり測定機器は注意して購入して、機器の癖を確認して測定しないと間違った数値で安心したり、逆に不安になったりする危険がある。 さて測定結果だが、側溝側がアスファルトで低い所で0.373μSv/時(地表から50センチ)、高い所で0.826μSv/時(地表から1センチ)が1か所、おおよそが0.4~0.5μSv/時台だった。側溝と反対側の草むらは平均に高く、地表から1メートル、50センチの高さで0.6~0.7μSv/時、地表1センチでは1.0μSv/時台が多かった。特に1か所だけ地表1メートルで0.907μSv/時、50センチメートルで1.491μSv/時シーベルト、1センチで5.430μSv/時が出た。間違っているのかと私の線量計を見たが同じ高い数値が出ていた。やはりホットスポットがあるのだ。 この測定結果を来月の集落の定例会で提供して対策を考えることになっている。先週の日曜日に皆で周辺の草刈りをした。また高圧洗浄機を試運転をしてみたが、こちらはすこぶる調子が良さそうだ。いよいよ来月から洗浄作業が始まる。 【原発・放射線情報】 (1)6月6日9時~8月4日9時の福島県の環境放射能測定(定時降下物)の測定結果に誤りがある旨、文部科学省に報告があったという。修正された数値はおよそ10倍以上も高いものだった。http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/09/1060_110926.pdf 何故低い数値を報告していたのか真相は分からない。毎日、ニュース時に出される県内の10数個所の数値も福島、郡山等全て各1か所のみの数値でいずれも低い。定点の測定には違いないだろうが、各地点とも実態とかけ離れた数値だ。低いから心配するなと言っているようでかえって気持ちが悪い。 (2)前回紹介した給食まるごと検査アンケートの福島県民の部分の数値が出た。http://twitpic.com/6qytjc 全回答者6946人に対しておひざ元なのに291という数字は低過ぎる。インターネット上ということもあり、こういうアンケートがあることを知らなかったのだろうが、もっと関心が高くてもいいのに残念だ。上の報道数値ではないが大したことないという宣伝に麻痺されつつあるとしたら恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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