カテゴリ:常日頃
昨夜はなんだったんだろ? めっちゃ眠くって・・・8時過ぎにはベッドに入ってしまいましたわぁ~ んでもって こんな時間に目が覚めて パソパソパソ~ ほんでもって この前言っていた 手塚治虫氏の「火の鳥」を読んでました。 夜な夜な読んでいるのでなかなかです~(笑) 以前なら一気読みしたもんなんですが、体がついて行かないですね~ 今ね、「火の鳥」【5】を読んだんだけど その内容がね 人間の脳の半分以上を【人工頭脳】に変えられてしまった人間の話なんだけど。 その中で 面白いな・・・って部分があったの。 人工頭脳を移植された人間は 心がロボット化(?)して 目に見えるものがすべて 変なものに見える。 人間が 岩の積み重ねたような形に見えたり手触りもそうだったり、、、 または 鋭い岩の塊みたいに見えたりとかね。 普通の人間の目で見るものとは違うらしい だけど 絵に描かれていたり建物とか道具とか…・ 無機質なものはそのままに見えるんだって、、、 これを読んでいて 丁度今から3年前の4月13日 私の人工内耳の手術をして初めての「音入れ」の日のことを思い出した。 今でこそ 人間の声 テレビの音 鳥や猫の鳴き声は 普通に違和感なく聞こえてくるけれど… 初めて聞いた時は 確かにそれらしき音なんだけど 声に抑揚がない・・・水の流れる音が金属みたいだったり・・・で 決して みんなが聴いている音ではなかったよ。 だけど 不思議なんだけど テーブルをたたくと 以前に聞いていた音と全く変わりはない 段ボール箱をたたいたらちゃんとその音に聞こえる。 なのに人間の口から発せられる声は 最初は人の声とはまた違った不思議な感覚の声だった。 だけど それは声である 会話として その「音入れ」の瞬間からちゃんと会話が成立したんだから 言葉は理解できていたってことになる。 今思えば、不思議な感覚だったなぁ~ だけどそれがマッピングをしたり 頭…脳が自己学習して だんだん今の聞こえに変わってきた。 現在は 会話自体にそれほど違和感はないよ。 と言っても 決して以前の聞こえではないことは確かなんだけどね。 まあ、それと同じようなことが この「火の鳥」の中では 聴覚ではなく視覚の状態であらわされているって感じだよ。 マンガの中でも 初めは線だけの世界・・・ それが【岩人間】そして【鋭い切っ先人間】だんだんと人間の形に・・動きもそれらしく変化しながら描かれて行く・・・ すこしずつ 岩だけど形が人間に近づいて行く絵に変わっていく…・ あれって 人工内耳の聞こえを 視覚的表現に変えて表わしたら 丁度 あんな感じかもって思ったよ~ それよりなにより すごいなって思ったのは この手塚治虫氏・・・ 医学博士でもあるから 医学に関してはよくご存じなのは知っているけど でも この人工頭脳の世界を絵で表せる・・・ 人工頭脳・・それが 現実ではまだまだ無理な世界だけど でも人工内耳ではその描かれた表現が重なって理解できるってことが 驚きだった。 手塚氏自体は 普通に見える聞こえる人なわけだけど 想像の世界でこんな風に理解できるってことがすごいなぁ~って思ったよ。 良く言われる 未来社会 この「火の鳥」の中で表わされる未来社会は いずれ現実の世界になるかもしれない・・・ 現にいろんなものが実現化されているわけだしね~ マンガひとつ 読みながら改めて 今の医学の世界の素晴らしさを感じたなぁ~ だけど この「火の鳥」は決して ただのマンガじゃないよ!! 未来への忠告が あちらこちらに散らばって書きこまれているよ。 マンガだけど これは子供だけでなく大人もみんな読んでほしいって思うなぁ~~~~ ああーー・・・・ いつの間にかこんな時間だ! あはっ もうひと眠りしなくっちゃ! 朝が堪えるわぁ~ 今日は 宇治の姉が近くまで来るってことなんで 一緒にランチする予定~~~~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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