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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:推理小説
久しぶりの読書です。思いっきりネタバレ。
ええっと4ヶ月ぶり・・・、半年くらい振りかと思ったので、ま、良かった。 あらすじ。 気調査を依頼され、使用人を装って山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼と朱美。 知人に誘われ、彼女の友人が持つ山荘を訪れた探偵の弟子・戸村。 女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。 別々の場所で、全く無関係に夜を過ごしているはずだった彼らの周囲で、 交換殺人はいかにして実行されようとしていたのか。 以下ネタバレです。 登場人物の名前見て、シリ-ズものだったと気がついた。 そういえば「完全犯罪に猫は何匹必要か?」読んでました。 烏賊川市だの奥床市のふざけた地名に、面白ろいなぁ~とも思いつつ 電車のってどこだの、どこの隣りにあるだの書かれても 頭をすすーっと通り抜けてしまう。そこは地名マジック(私だけ? タイトルに交換殺人、とあるのでついつい違う場所で殺人が遂行されようとしているだな、と 先入観を持って読んでしまって、何の疑いも持たず。 そこがすでに騙されているとは気がつかず、あれなんだかおかしいと思ったらすでに終盤で、 時間軸が違うのか、と気がついた時には すべてが収束に向っている・・・、なんてのはいつのもの事。 すっかり騙されました、気持ち良く。 登場人物も面白すぎて読んでて楽しい。面白かった。 だけど真相を暴くために殺人を促してしまったのは、元刑事としは相当後味悪いんでない。 しかも殺人犯と結婚しちゃってるし、嫌な事尽くめ。 流平が言っていたのと似て、自分の手を汚さず親父を殺したい権藤英雄が 交換殺人に気がついて春彦に遂行させようとした、と思ったのは少々深読みしすぎ過ぎたか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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