こちら大和民族防衛隊対馬防備員です

先日自民党を離党した渡辺善美が、
橋本龍太郎政権下の秘書であった江田憲司と手を組み「国民会議」を作った。

確かに官僚に対する考え方では方向性として似ているのかもしれない。
しかし江田に利益はあるのか？

一方の渡辺からしてみればかなりの利益が見込める。
「せんたく」に属する議員とのやり取りがしやすくなる。
それこそ初めに言っていた知事との連携も「せんたく」を通してやりやすくなるし、
またその中の知事こそ連携したい相手でもある。

しかしその知事たちは自民党からは出たいが、、、
という人間ばかりではないのか？

渡辺には利益というか旨みだらけの今回の話。
自民党からの同調者が欲しいといったところなのかも知れないが、
果たしてどれだけ出てくるか？

それにしても、
既存の国民新党でもなく新党日本でもなく、平沼グループでもなく、
江田憲司と組んだ渡辺善美。

これは確かに、
「自民党でも民主党でもない、、、」
という言葉に筋が通っている。
尤も江田がいる以上民主党と連携することはないだろう。

官僚について言いたい放題だが、
官僚がいなければ何も出来ないのは自民党より民主党のほうである。
現実問題として情報は官僚からしか得られない。
だからあの長妻昭は官僚から評判が悪い。
扱き使うだけ扱き使う。
そんなんだから肝心の情報は手に入らない。
あくまで資料の穴をつくレベル。

それにしても政権交代に至った場合霞ヶ関もかなりの変革が起きるというが、
今の天下りに関するものは現在のトップたちが天下りできないようにするためのものに映っているのかもしれない。
今の自民党サイドから民主党サイドの人事が起きた場合、
自民党サイドの人間たちは一斉に退官するとも言われる。

そうやって考えた場合、
天下りの問題はやっぱり現実に政権交代が起きてからでもいいのではとも思う。
あまり恨みは変われないようにしなければならないと思うが。
このクラスの官僚たちが政治家に転身した場合、
どうなるのかな？

それにしても、
自治労を支持母体にしている民主党が本気で公務員改革が出来るとはまったく思わないのだが。
むしろ現政権下でどれほどの道筋を作らせるかに懸かっているような気がする。
それは経済対策でもそうだが。
財政に至ってはもう論外。
一般と特別という言葉の遊びを繰り返しているだけに過ぎない。

それが違うと言うのなら予算を作ってみればいいのである。
所詮霞ヶ関頼みだから何も作れない。
出来たものに対する批判ほど簡単なものはない。
実際作ってみればいいのである。
そして、
こうすることで２０兆円を作り出すことができるのですといえばいいのである。

ちょっと筋道逸れたが、
政界再編のキーをこの「国民会議」が握ることが出来るのか？
オイラは自民党よりも民主党から流れてくる人間が出てくるような気がするのだがなんでだろう？