そこまで行くのか?
(ダウジョーンズから抜粋、一部に手を入れています。)JPモルガンチェース銀行が、ドル円は76円00銭~83円00銭が視野に入り、目指す可能性がテクニカル分析から示唆されていると、顧客向けレポートで指摘している。欧米および新興国の経済や金融市場の状況が改善しない場合、「ドル円の80円00銭割れを参加者は警戒すべきだ」とし、最も極端なシナリオでは、ドル円が57円00銭~62円00銭の水準まで下落することが見込まれる。としている。おいおい、57円は流石に、、、去年11月23日に福岡の丸善で読んだ雑誌に、「史上最後の円高、70円台へ」といった記事があった。まだ70円台まで入っていないが、前回高値へ近づきある印象は拭えない。今年3月のベア危機の時の高値はあっさり抜き、今現在その水準より円高の状態にある。今回の相場の強みは、リバウンドの弱さである。一時的に戻すものの、次の営業日では、そのときの高値に迫るか、少なくとも前日を大きく上回るという状況が無い。先週の初めに年初来高値の更新を言及したが、あっさりとそれは示現し、今は90円割れの示現を恰も皆が待ち望んでいる状況さえ窺える。この状況は一時止まりそうにないのかもしれない。今までのキャリートレードのツケはまだまだありそうである。円を借りた以上、返さなければならない。つまり円を買わねばならない。今までのポジション切りの円買いに、円返しの円買いをしないといけない。日本国内企業も、バブル崩壊後の円高時と同様に、外国からの資金引き上げを今から大掛かりで始めるかもしれない。米ドルが強い理由と同じで、レパトリが始まるのである。不景気になればなるほど、この動きは加速する。ユーロが弱いのは一点にこの部分がある。世界市場を席巻しているのはなんだかんだ言っても、「アメリカと日本」のみということになる。このことを知れば、バブル後不景気なのになぜあそこまで円高になったのかが分かるのではないか。ただ単にクリントンのいじめだけではなく、実際に日本企業の国内総引き揚げがあったからである。マンハッタンからの撤退などである。マンハッタンの不動産を買うために莫大なドルを持った分を、円に換えるのだからそれだけ円高になる。それプラス本体を守るために、外国から引き上げる際に現地通貨から円に換わる。そういった動きがあの80円割れの動きである。現状は当時とは異なるかもしれない。だがここから先の動きはどうだろう?・円キャリーのツケを払う。・他に買いたい通貨が無い(強い経済圏が無い)。・先進経済圏でサブプライムの影響が比較的弱い。・経済悪化に伴う収益悪化により現地法人からの引き揚げ。意外と本格的な円高局面は今から始まるのかもしれない。3月危機から15円もリバウンドしたドル円相場の方が異常だったのである。現状はあの時より悪化している。勿論これは、今後なんら手立てをしなかったらということである。当然、何がしかの手は打ってくるであろう。しかし、あと10日を切った大統領選を控えるアメリカにどこまで期待ができるかである。金融サミットを開くのは良いが、そんなアメリカにどこまでの動きを求めることが出来るのか?まして、日本においてバカ丸出しの民主党が叫ぶ、衆議員解散総選挙でも今やらかしたら、、、、麻生総理が少しずつ世界に向けて発信をし始めている。現状を打開するためには、日本式を取り入れるしかないみたいだ。しかしそのとき、日本経済がどうなるかまでは、誰も想定は出来ない。まだはもうなり、もうはまだなり。年内に片付く問題であるとは到底思えない。意外とあの57円が示現されることだってなくはないし、いきなり円安局面へ向かいだすことも無くはない。 今から、仕込むにはまだちょっと、、、だったら練習すればいいんじゃない?トレードはバーチャルでもレートはリアル!バーチャルマネー500万円をどうやって増やすか!ここで為替がどうやって動いているのか?あ、今ドル円いくらかな?そんな相場チェックでも使ってみる価値あり! 業界最大手!バーチャルから本番へ!だけどオイラから言わせれば、ただ単に為替取引で使うだけじゃもったいないかも!株も商品も情報戦になるのなら、ここから情報を得るだけって使い方もありなんじゃない?ちなみに、おいらの為替情報はここからです。