笹ずしと富倉そば@はしば食堂
飯山市、国道292号線からちょっと山の中に入ったところにある、はしば食堂へ。富倉地区の郷土食の店。外観はなんだか、普通の家っぽい。おばちゃんに案内され中に入ってみると、ホントに普通の家のお座敷みたいだった。おかず、200円也。注文しなくても1テーブルに1セット必ず出てくる。居酒屋の突き出しみたいなもの。野沢菜の漬物、茄子の辛子漬け、野沢菜の煮物、枝豆。野沢菜の煮たやつは初めて食べた。笹ずし、600円也。かなり酢がきいてる、酢飯。その上には、大根の味噌漬け?と何かと紅しょうが。紅しょうがの辛さで、酢飯の酸味が中和される。富倉そば 並、800円也。つなぎに、オヤマボクチを使った蕎麦。醤油ベースの汁につけて食べる。汁は一見、普通の蕎麦のそれに見えるけど、なんか独特な甘辛さ。蕎麦はフニャフニャなんだけど、コシもある、みたいな面白い食感。途中からおばちゃんがテーブルにきて、東北や栄村の震災の事やら何やら話しながら頂いた。なかなか、面白いぞ、おばちゃん。笹ずしも富倉そばもそんなに旨くないし、コストパフォーマンスもいいとは言えない。けど、まあなんとなく許せちゃう店だな。