単身赴任メモランダム別館

風邪でもひいたんでしょうか、鈍い頭痛がする上にどうにも疲れがひどくて近所のスーパーに出かけただけでふらついてしまいました。

というわけで、ホットカーペットの虫になって、落語を聴いていたら「一本立ち」の語源がわかりました。

いっぽんだち【一本立ち】というのは、

1.樹木などが一本広いところに立っていること。
2.独力でやって行くこと。ひとりだち。独立。
[岩波国語辞典第六版]

なんですが、２つめの方は、昔の花柳界の習慣から来てるんですね。

時計のなかった時代、芸子の花代（料金）の勘定をするのに線香を使ったそうで、これが一本断ち切る間いくらいくらと花代がつくというわけです。あ、芸子というのは芸者のこと。関西ではこう呼びます。

線香一本いくら、というわけで、一人前に花代がとれるようになったことを、一本立ちといったということです。

落語もばかにはなりません。いろいろと文化教養が養えるものです。というのは、なまけもののいいわけですかねえ？

いや、今日はほんとに不調、今日は早く寝ることにします。

朝食：もち
昼食：りんご、とうふ、ビスケット、カフェオレ
夕食：