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Feb 2, 2017
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このあいだから「ケーキの歴史物語」という本を読んでいます。

これがおもしろい。うんちくがいっぱいあって、こういう本って日本では割とポピュラーなんだけど、欧米では珍しいらしく、結構評判になった本だそうです。



たとえば、こんなエピソードがごろごろ。

この時代のケーキはぜいたく品であり、たとえば芝居やサーカス、売春などと同じように、聖教徒(ピューリタン)が取り締まりの対象とした娯楽に位置づけられていた。(ニコラ・ハンブル「ケーキの歴史物語」より)

とか

最初のケーキミックスが売り出されたのは1930年代初頭である。ケーキを作るのに必要な材料はすべて含まれており、主婦は水を加えて混ぜるだけで良い。しかし、これはすぐには成功しなかった。というのは、アメリカ文化がケーキをどのようにとらえているかという、独特の価値観をよみちがえていたからだ。ケーキとは情緒そのものなのである。真っ先に思い浮かべられるのは、それが愛の結晶だということ――時間を費やし腕をみがき、母親が家族のために用意する甘さと楽しみ。あまりにパパッと簡単にできてしまうと、この愛の品をそこなうのではないか。(ニコラ・ハンブル「ケーキの歴史物語」より)

とか、

パウンドケーキの由来も載ってます。

イーストの膨張力に匹敵させるには、大量の卵を必要とした。新しいケーキのうち、もっとも普及したのはパウンドケーキだった。バター、砂糖、小麦粉を1ポンドずつのほか、おおむね同じ重さの卵(約8個)を使うことからついた名前である。この配合だと、フルーツをたくさん入れたケーキでさえふくらます力があった。(ニコラ・ハンブル「ケーキの歴史物語」より)

とにかく飽きずに最後まで読める本でした。

オススメです。





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Last updated  Feb 2, 2017 09:34:39 PM
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Comments

オギノトロンボーン@ Re:春歌版 「青い山脈」(12/23) 仲間に入れてちょうだいね。なのか。。 高…
くまv(^(00)^)v@ Re:数年ぶりです(11/18) おじぃ~いきとるかぁ!? 先日、blog、閉じ…
cororin♪@ Re:数年ぶりです(11/18) 後れ馳せながらお元気そうで何よりです(//…
☆BOMB☆MOTHER@ Re:数年ぶりです(11/18) おっおっおっおじぃぃぃぃーーーーーー!…
チルス@ こんばんは お久しぶりです。 お元気そうで良かったで…
Itop1127@ Re:数年ぶりです(11/18) お元気そうで何よりです(^^)/
skt@ Re[7]:孫の初節句でした(03/02) くま\(^o^)/さんへ おー、そうなんよ。…
くま\(^o^)/@ Re:孫の初節句でした(03/02) そういえば、我が家のお雛様、 3組とも、…
skt48@ Re[3]:孫の初節句でした(03/02) cororin♪さんへ あ、やっぱりあさイチみ…
skt48@ Re[2]:孫の初節句でした(03/02) maki5417さんへ 東京は女雛が向かって右…

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