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テーマ:I LOVE 軽二輪(415)
カテゴリ:×ツーリング記×
続編です♪
さて,三国峠を下り,糠平温泉郷はトイレも必要なくスルー。 いつもであれば上士幌には寄らず迂回路でV字のルートをショートカットするのですが,給油のため上士幌町のホクレンに寄ります。セルフスタンドでした。 人生初バイク給油ですな。 給油は難なく終わり,エンジンをかけようとしたがなかなかかからない。そう言えば,三国峠での休憩後も苦労したのでした。結局,僕が峠の坂を下りながら4速につなぎエンジンをかけたのですが,ここでもなんだか調子が悪いです。 よし。平地だが押しがけを。 しかし,これが原付は楽チン♪ 4速に入れたままバイクを押して走ればいい。アクセルを少し開けると手が軽くなる感触が。すぐかかります(笑) 息子に伝授。すぐかかりました。キックより簡単かも。 足寄湖を横目に,よくパンダ車が潜んでいる追い越し車線区間を無事に走行し,兼ねてから気になっていたあしょろ庵で昼食。 豚丼 天丼が気になりました。多くは語らず。 さて,ここでも交代を促すが 「完走したいんで。」 という息子にバイクを任せます。 しかし,足寄に入ってから雨は強まり,非常に厳しい状況に。次の休憩ポイントとなった本別の道の駅で英断を下しました。 「交代しよう!」 本別から先は交差点のない田舎道66kmが白糠まで。交通量も少なく,かみさんに運転を任せるにはもってこいの場所。これまで極寒の中を180km走り続けた息子を一休みさせることが,事故防止のためにも必要と考えたわけであります。 ここからライダーはDocroでございます。 この通りの雨模様でした 「息子!どこかに雨が染みてきて冷たくなったら,そこですぐ交代な!」 トランシーバーで伝えて走り出します。 スタートして5分。 買ったばかりのシューズがすでに浸水。 そりゃそうだ。バイク用じゃないもの。しかし,買ってからまだ数日の新品が,すでにずぶ濡れである。 しかも,手がやけに冷たい。息子,これでよく三国峠まで100kmも走ってたな。 あれ,視界に変化が 気付いたとき,なんだか前が見にくくなっている。 シールドコート済みのはずなのに,水が流れていかない。 しばらく気づいていなかったが,その間,娘からは何度も「雪だね~。大丈夫!?」「お父さん,水たまりの中を走ってるよ。」と,連絡が入っていたらしい。 自分のシーバーが電池切れだったようで,前半のVOX送信しっぱなしで消耗したのだろう。 キビシィ~っ! 手の指の感覚がなくなってくるし,足はどんどん浸水して,濡れているというよりも冷水の中に足を入れている状態だ(笑) 66kmが遠い… 下りは早いぞ! しかし,雨や雪は一向にやむ気配はなく,言い出したからには引っ込みがつかない父としては,何とか白糠の交差点まで走ると心に誓う。 白糠○○kmの看板を見るたびに負けそうになっていたが,残り20km台になると元気が出てきた。 そして,交差点少し手前のセイコーマートでギブアップ宣言し,ずぶ濡れの足を見た息子が笑った。彼は少し眠れたらしい。 ここで,再び息子にライダーチェンジ♪後は頼んだぞ! 僕は裸足で車を運転する。 ところが,ここから先の釧路まで30kmの方が過酷で,交通量の多さと,シールドの水滴と曇り,2車線の右左折に苦しみながら… ゴ~~ル! お疲れさんでした! 忙しく部屋に入り,大人二人は布団を敷いて寝ました。 初めて釧路までの道のりの車内で眠らなかった娘は元気にテレビを見て笑っていました。息子はシャワーを浴びて,しばらく娘と談笑していた様子。若いのは元気がいいな。 ずぶ濡れのシューズは,19時くらいまでストーブの直下で急速乾燥。 重い体を起こしてポスフールで夕食を買い,偉業達成を乾杯。 そして息子とビールを飲みながら水曜どうでしょうを見て2次会。 終了後,撃沈しました。 総走行距離 約305km 総走行時間 7時間15分(休憩を含めると8時間15分) 抜かされた車の台数 不明 水曜どうでしょうを見ながら飲んだビールの数 350mlが1缶 期間限定公開 YB-1で行く 旭川-釧路 原付ラリー ~fin~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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