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カテゴリ:映画
これはアメリカの映画で
存在感ある二人の名優、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが、 死を意識した初老男性2人の希望に満ちた余生を描く人間讃歌です。 毒のある言葉と、いかつい顔のジャック・ニコルソン 控えめながらいつも人を温かく包んでくれるようなモーガン・フリーマン この相反するタイプの二人がいぶし銀のユーモアを見せてくれますね。 世のおじ様方はそれなりに人生の苦労を味わってる。 しかし、世間並みの分別を取り払うと みんなすてきにオチャメになっちゃうんですね。 この映画は普通望んでも叶えられないとあきらめてる 世のおじ様方の望みを叶えてくれます。 そして、本当に望んでたことはけっきょく・・・・・ というお話しです。 私が後半年の命だと宣告されたらどうするだろう・・・ ホントのこというと私は7年前から死は身近に感じてるんですね。 それが現実になるとなったら一体何を望むか・・・・ 今の経済状態と健康状態を考慮にいれなければ 私はまず、いつかテレビで見たイギリスの片田舎にある、 緑が太陽にきらきらと輝いてる 木がうっそうと茂った森を一日中散歩したい。 そして甘~いソフトクリームをなめて 値段を気にしないで洋服を山ほど買って ぐっすりと眠りたい。 大した望みじゃないですね。 モーガン・フリーマンは脇役が多いながら 彼がいなければ主役も魅力を発揮しない・・・・という、 不思議な大らかさを持った俳優ですね。 彼の人柄ですね。 このようなブレーン・・参謀・・・女房役といわれるようなタイプに 私は魅力を感じます。 イギリスの警部物ドラマを見ても 相方が断然魅力を放ってる。 もちろん前面に出てる人も魅力はあります。 しかしブレーンの重要さを充分知ってる人であればこそ 魅力があるんですね。 気負わず淡々と死を受け止めるために 現実の煩わしさから1歩離れて 人生を見渡して見るのは大切なことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.14 09:59:48
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