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カテゴリ:映画
これは1993年のイギリス映画です。
イーディス・ウォートン原作“イーサン・フロム”の映画化ということですが、 タイトルのロマンチックさはいずこに?と思われる、 こわ~い映画です。 イーサン・フロムは母と二人暮らしだったが、母が病気になる。 遠縁にあたる女ゼーナが看病にやってくるが、 やがて母は死んでしまう。 フロムは遠いフロリダに行くつもりだったが、ゼーナと結婚することになる。 ところが、ゼーナは病弱で、家のことができないと言うので、 その従妹のマッティが呼ばれる。 このマッティは身寄りがなく脆弱だったが、1年ほどの間に元気になる。 看病のために病気になってしまったと 口うるさいゼーナに嫌気がさしたフロムは、 次第にマッティと親密になる。 それを察したゼーナはマッティを追い出せと言う。 フロムとマッティは汽車の来るのを待つ間にそり遊びに興じる。 そりは木に激突してしまう。 そして仰天の結末に至るわけですが・・・・・・・ げに恐ろしきは女の恨み。 最後の衝撃は地獄ですね。 あえてここには書かない方がいいでしょう。 今までネタバレも平気で書いてきた私ですが この映画だけは皆さんに、女のジットリとした 嫉妬の恐さの衝撃を味わっていただきたい。 主演のリーアム・二ーソンは堂々とした容姿、体格の 強いオーラを放つ俳優だと思いますが 今ひとつ日本では名前が知られてないのは不思議です。 彼の風貌でこの役を演じられると なんともみじめったらしさ、運命の残酷さが倍加して いったい、なんの因果・・・? とやりきれない絶望で終わってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.20 10:31:10
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