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カテゴリ:映画
原題は“Flash of Genius=天才(才能)のひらめき”という、
アメリカの映画です。 最初、このタイトルを見たときは、なんか聞いたことがあるような・・・・ 家庭の幸せってやつで、いろいろあった上で 結局はハッピーエンドってことなんでしょう・・・ なんて高をくくってたら、とんでもない。 最初の何分かこそ、もう見るの止めちゃおうか・・・・ と思ったくらい、これでもかと、クサイくらいの幸せ家族を 見せ付けられました。 しかし、ある瞬間を境に空気が一変しました。 実話を基に、画期的な車の機能を発明した男が それを盗用したとされる巨大企業へ訴訟を起こし、 長きに渡る裁判闘争に挑んでいく、という 孤独で勇敢な姿を描いたお話しだったのです。 裏切られた苦しみに精神まで冒されながらも 少しづつ力をたくわえ、少しづつ味方も得ていく姿を見て、 実は私は自分の姿を重ね合わせてました。 孤独、というのは勇気がいります。 たとえ味方がいなくても、大いなるものを信じる勇気がいります。 正しいことなら理解してくれる人は必ず出てくる。 私も心を病み苦しみました。 しかし、息子の“お母さんはすごいよ”の一言に すべて報われた気がしました。 臭いものにはフタ、 長いものには巻かれろ、 見てみぬふり・・・・ これらの言葉を受け入れがたい人間もいるのです。 しかし、報われた、と感じることは少ない。 不条理で不毛なことだらけ。 それでも大いなるものを信じて生きるしかないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.27 21:29:26
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