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カテゴリ:映画
1993年のイギリス映画“日の名残り”
なんというか、またまた男のどうしようもなさと 女性戦士の対比を見たようで・・・ “羊たちの沈黙”で見せた レクター博士の冷徹さを持ちつつ、 何かから逃げてるような、 アンソニー・ホプキンスの執事役。 日の名残り 原作が幼い頃にイギリスに渡った日本人、 カズオ・イシグロということで、 なんか、フランスに住むベトナム人監督の “青いパパイヤ”にも感じた 退屈な感じ・・・・ なんでしょう、異邦人の憂鬱? その一方でエマ・トンプソン演じるケントンは クリストファー・リーヴ演じるアメリカ人とともに さわやかさを持って描かれてました。 二人の存在がなかったらこの映画、 どうしようもなく腹立たしい。 エマ・トンプソンはシェークスピアの“空騒ぎ”でも しっかり者を演じて、しかし笑わせてもらいましたが 色気はない。 しかしアメリカ女優みたいに直接的なキツさじゃなく さわやかな色気のなさ。 う~ん、頼れる・・・と言う感じかな。 空騒ぎ クリストファー・リーブ うじうじと、 主人に仕えることを第一とした執事の お手本みたいな男が 原作者の心情・・・? まあ、その当時の政治の裏が垣間見えたり お屋敷のぜい沢さを見られたのは目の保養になりましたけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.15 09:23:59
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