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カテゴリ:息子のこと
私は息子の子供の頃のことをよく思い出す。
私だけが知ってて 誰にも知られることなく 息子自身にも忘れられて終わってしまうなんて たまらない、といつも思ってる。 大事な大事なキラキラ輝いてた日・・・ 息子に、それから息子の彼女や将来の息子の子供に・・・ みんな話してあげたい。 でもそんな日はくるのかしら・・・ 光り輝いていたオチャメで賢く可愛い子、 私が守ったこと、つらかったことも、 彼が楽しかった、つらかったことも、みんな過去に。 私が知らないところでの息子の苦しみも知りたい。 私の苦しんだことも知って欲しい。 しかし、自分の人生をたとえ親子であろうと 話しきれることなんてないだろう。 息子が小学生の時、 私が仕事を終わって帰宅、 ドアを開けた途端、 トランプで作った三角の塔が あっちの机、こちらのテーブル、隣のコタツの上、床・・・ 林立してた。 びっくり!サプライズ! 神々しさがただよって一瞬息を飲んだ。 彼はあそびに行ってていなかった。 それがますます静寂をかもしだして 仕事に疲れた心が清涼になったひと時だったな。 あるときは息子のあとにお風呂に入ったら 鏡の前に泡の大きな山! ドアを開けた途端、ワッ!とびっくり。 私を驚かそう、としたのか ただ楽しんでたのか、 判然としない。 彼はいつも何も自慢げに話さないから。 一人で楽しむことを知ってたのね。 一人でつらい思いを耐えてたのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.20 08:53:17
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