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2011.07.18
カテゴリ：映画
似たような名前の映画がけっこうある。
他の“人生・・・”物は楽しくてホロリとして楽しめるのが多い。 これも、ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンが共演、ということで よりいっそう楽しみにしてた。 しかし、予想に反してちょっと地味め。 しかし、その地味めがいい味をかもしだしてる。 プライベートも仕事もすっかり低迷なホフマンと 夫に捨てられた母親の電話攻勢と、人生あきらめ方向の一人身エマ。 この二人が、二日間ほどの間に徐々に接近していく様子が好ましい。 派手な盛り上がりシーンがあるわけでもない。 しかし、街の片隅で、日常あるようなちょっとした会話があたたかい。 人生ほぼあきらめててもチャンスは活かさなきゃ。 ホフマンはすっかりお年をめされて、鼻よりシワが目立ってる。 なかなか素敵なおじさんになってるねえ。 エマはあいかわらず嫌味のない自然な演技で大好きだ。 ほとんどの女優のこれ見よがしの大根演技にウンザリする私も エマの、でしゃばらず、しかし地味なところにかわいい面をみせてくれる演技は いつも親近感が持てる。 これがメリル・ストリープだったら、いかにもな演技になっただろうなあ、 なんてよけいなことを思ったりして。 もう若くない二人の、愛を大事に育てよう・・・という気持ちが伝わった。    お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.07.18 19:54:26
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