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モモ7578@ Re:過去と現在の人身売買(09/01) コメントありがとうございます。
lavien10@ Re:時代がかなり移ろいても 過去の怨念はなかなか消えずして、未だに…
モモ7578@ Re[1]:落雷ありましたか(07/20) lavien10さんへ コメントありがとうござい…
lavien10@ Re:落雷ありましたか 凄かったでから、今やそんな事故も無くな…

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2011.09.03
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カテゴリ:読書
恋と云ふのは子が親を慕ふ如き、
又は夫婦が互に慕ひ合ふ如き情動を云ふのであつて、
愛とは親が子を愛するが如き、人類が互に相愛するが如き、
情動の謂ひである。

信者が神を愛すると云ふ事は無い。
神様を恋ひ慕ふのである。
神様の方からは、これを愛したまふのである。
故に信仰は恋愛の心といふのである。

恋愛となると全く違ふ。
善悪正邪美醜などを超越しての絶対境である。
お互が全くの無条件で恋し合ひ、愛し合ふので、
義理も人情も、利害得失も何も彼も忘れ果てた境地である。
だから恋愛は神聖であると云ひ得るのである。

今の若い人達が、顔が美しいとか技倆が優秀であるとか云ふ
条件の許に惚合ふておいて、神聖なる恋愛だなどと云ふのは、
恋愛を冒涜するものである。
そんなものは神聖でも何でもない、
人に見せて誇らんが為めに、若い美貌の妻を娶りて
熱愛する夫に至つては、全く外分にのみ生るものであつて
下劣なものである。

真の恋愛には美もなく、醜もなく、年齢もなく、利害得失もなく、
世間体もなく、義理もなく、人情もなく、道徳もなく、善もなく、
悪もなく、親もなく子もない、全く天消地減の境地である。

人として真の恋愛を味はひ得るものが、果して幾人あるであらうか。
どんな熱烈な恋と雖も大概は、相対的なものである。
神聖呼ばはりは片腹痛い。
現代の不良青年などが、恋愛神聖を叫んで彼是と異性を求めて蠢動するのは、
恋愛でも何でもない、唯情欲の奴隷である。


出口王仁三郎・著・・・・・三鏡 より





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Last updated  2011.09.03 19:28:05
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