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カテゴリ:読書
性欲には正淫と邪淫との別がある。
よし正当の婚姻をした夫婦でも、其性的生活が複雑であつて、 天地自然の理法に違反した性交を遂行するやうな事があると、 逆児などが出来るのであるから、慎まねばならぬ。 又妻が妊娠した事が確実となつた暁には、 断然性的関係を止さねばならぬ。 出産後七十五日間は最も慎むべき時期で、 此期間に性の交渉があると年子が生れる。 女の病気はさうした事から起る場合が多い。 私の母はこの点を非常に厳格に守つたさうで、 先年食傷で病気した事があるきり、 若い時から一度も寝た事はない。 産なんかも極めて軽く、私が生れた時は夕食中産気がついたので、 母は寝床をのべようとするや否やもう生れて仕舞つたさうである。 子供が生れた時は誰でも頭が長いものだから、 格好を直してやるとよい、丸い頭が一番よいのである。 生れる時親の苦痛も大きいが、子の苦痛は一層大きいのである。 性欲と云ふものは最後まであるもので、 人生の春は生涯つづくものである。 さういふみづみづしい心でなくては、天国に入る事が出来ない。 天国は春から夏へつづくのである。 人間は常に若々しい三十位の想念でなくてはならぬ。 出口王仁三郎・著・・・・・三鏡 より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.07 11:26:22
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