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カテゴリ:映画
私がこの映画を見たのは3回目。
しかし、3回目にしてわかったことがある。 癒しの奇跡を行う、ということについては最初から理解してた。 主人公の看守の病気を治したり、 脳に腫瘍ができて狂った刑務所長の妻を治したり・・・ 私は現実に癒しを受けた方だからね、理解できる。 しかし、この無実の罪で死刑囚となる男は、 冤罪よりも女の子達を救えなかったことを悔やんでる。 周囲の物がののしる中でもジッと耐えて生きてる。 途中で気がついた。 これはあのイエス・キリストと同じじゃないか。 悪霊にとりつかれ狂った若者を癒す・・・悪霊を追い出す・・ 盲目の者の目を開き、ハンセン病を治し・・・ いわれのない罪で十字架にかけられたあのイエス。 それから原作がスティーブン・キングということ。 ホラー作家と言われてたキングが、本当は信心深い人だったんだ、と知った。 トム・ハンクスのキャラクターが生かされてて面白さが増した。 悪党看守が出てくることによって観客に怒り、危機感を起こさせ、 癒しを行う冤罪死刑囚の気高さを表し、 看守達の誠実さを表し・・・ 3時間もの映画とは感じない内容の濃い優れた作品だった。 最後の、この映画は主人公が104歳の回想ということになってる。 しかし無実と知ってて何もしなかった罰として 周囲の愛する人たちが皆亡くなっても自分は生きていかなければならない、 それは生きるパワーとしてもらったものだけど、孤独でつらい、 と言ったセリフは自分としてはちょっと納得がいかないかな~。 キングの原作に忠実だったとすれば、やはりキングはホラー作家だったということか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.28 15:30:14
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