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カテゴリ:編み物
例の予約第2号のマフラー、電話で時間を決めて待ち合わせた。
私がその駅に着いたときにはすでに彼女は待っててくれてた。 冗談ばっかり言う人で、一体本当の姿はどうなんだろう?と言うくらい。 自転車をベンツ・・・お姑さんを天皇のご母堂・・・ とにかくジョークを言わずにいられない。 そんな彼女に良く編めたスヌードを渡した。 代金はもちろん頂いたが、包装されたハンカチと口紅もくれる、と言う。 口紅は娘からもらったけど2本あるから好きな色の方を、と。 私は恐縮しながら遠慮なく頂いた。 そしたら、今度は旅行先で世話になった外国人にベストを送りたいけど、 編んでくれるか?背が2mくらいの大男だけど・・・と。 私はベストはあんまり編む気はしない、 それにサイズがわからないとちょっと困る。 妹の所に持って行こうとしたニット物の中に大きめに作ってしまった けっこう模様を編みこんだニットキャップがあったから これではどうか?と勧めたらそれでいいという。 いくらか?というから私は1000円、と言った。 そしたら今お金もってないから後で手紙で送る、と。 そして楽しい会話を交わして良い気分で別れた。 妹のところでいっぱいご馳走になって帰宅して、はたと考えた。 ハンカチは立派なものだったし、口紅までもらって ニットキャップのお金をもらうことなんてできない、代金はいらないと言おうと電話した。 そしたらもうすでに郵便で出しちゃった、と。 忘れないうちに早く出した、と。 私はまたまた恐縮してしまった。 ちょっと恥ずかしかった。 何でその時に差し上げる、と言う気持ちにならなかったのか、と。 でも彼女は私の電話を喜んでくれた。 お互いに良い新年の始まり方をしたね、と言ってくれた。 またあの治療室で会うかどうかはわからない。 たまにこっちの病院に来た時だったみたいだから。 また何か縁があったらその時にはきっとお返しをしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.01 22:10:13
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