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カテゴリ:人生
むかしの知り合いに、勤めてた教育機関で同僚にも生徒にも“変わってる・・・”
と思われて、自分もなぜか職場になじめずウツに・・・という男性がいた。 けっきょく退職、何年もウツに苦しめられながら、実家は財産があるから、 物書きとして小銭を稼いでた。 母親を呪い、自分を呪い、積み上げた知識だけがかろうじて壊れ行く自信を支えてる・・・ 書く文章はガチガチで余裕(ハンドルの遊びみたいなもの)がなく、 読んでるとその硬さが伝わってきて、読み手は楽しめない。 書き手が心から楽しんでる事じゃないから、 頭だけで組み合わせた文章だから、読み手が読み続けるにはまるで拷問。 イスに縄で縛りつけられ、槍でチクチク刺されながら読んでるような気分。 それでいて妙に子供っぽい感情が入ってたり。 そしてその行間、行間には自分の虚栄心をそれとなく散りばめて自信を支えてる。 感じる、直感・・・という、一瞬で、ある程度広範囲に認識する、という能力が 欠如してる事が本人にはわからないから、知識でどうにかできる、と思ってる。 一般の読み手はとても最後まで読む気持ちにならない。 先祖に、梅毒で脳が侵され狂って焼身自殺した男がいた、とも言ってた。 彼はその呪いが自分に来てるかも・・・とも言ってた。 そうだとしても、それは今の自分が引き寄せた事とは思うが。 精神医学ではいろんな名前をつけて分類してるが、 私はそれほど細かく分類するほどではなく、 根は案外同じところから出てるんじゃないか、と思ってる。 その根とは何か・・・ これは肉体的DNAとは別の、その人間の宿命が網羅されてる・・・・ まあ、世に出回ってる短絡的な学問では決して解決のつかない、 個人の今生だけでは解決がつかない、 壮大な摂理みたいなものが働いてるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.17 11:32:32
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