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カテゴリ:児童館
子ども同士が遊んでると必ずいざこざがある。
腹立ち紛れに利用するのが相手の外見・・・・ “あいつ、傷が一杯あるよ”と私に陰口を言ったI君。 相手はアトピーで腕や脚に痒くてかいたであろう引っかき傷や黒ずんだ跡がたくさんある。 “Y君はアトピーでかゆくてつらい思いをしてるんだよ、 そんなこと言っちゃだめだよ”と言った。 そしたらI君は“そうなの?・・・”と黙ってしまった。 偏見を持つ人間は世の中にどれほどいることだろう。 小さなことから大きなことまでありとあらゆる偏見。 そんな人間たちの家庭から公平な人間が突如として生まれてくる確率は少ないんじゃないか。 それに偏見のない親でも、あらゆる場面を想定して子どもに言い聞かせる事も難しいだろう。 偏見の意味を大きく捉え、教え諭す・・・このような親、教師がどれほどいるだろう。 先日のいじめによる子どもの自殺だって、親や教師が見てみぬふりをせず、 被害者の子どもの気持ちをきちんと考えてあげたら防げた事じゃなかったかと思う。 そこまで自分の命にかけても・・・なんて思う人間は珍しいだろう。 誰にもほめられない、自分だけを頼りにする、自分のこととして苦しむ、 と言う事態にまでなるやも知れないことを、行える強さがあるか・・・ すべてを自分のこととして引き受ける覚悟があるか・・・ それは神を崇める行為である。 そうでなければできはしない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.14 21:06:50
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