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カテゴリ:映画
“マイ・サマー・オブ・ラブ”まずタイトルが音楽的で、見たいと思わせる。
この映画は見る人によって感想が様々と思うのですが、 どこの部分に焦点を合わすか、それで決まるんじゃないですかねえ。 私は偽善者・・・ということが最初から頭にあった。 主人公の兄はワルだったが刑務所で神に目覚めたとかで、 昔母がやってたパブを近隣の住民が集まってくる集会所にしたほどの 神がかりめいた男になる。 その時点で私は??・・クサイ、見たことのある恥ずかしい光景。 まるで信仰とは、いかにも敬虔な祈りの姿を他人に見せるものだ、と言わんばかりの。 この浅はかさが主人公には最初からわかってた。 最後にはこの兄、主人公が女友達と家を出て行こうとすると、 本性むき出し、化けの皮がはがれた。 彼女のお腹を足蹴にし集まった住民には“出て行け、この偽善者ども・・・” 知り合った女の子を信じてたのに、けっきょくはただの口先だけだった・・・ 川に沈めて殺そうとするがけっきょく途中で止める。 絶望だけが襲ってきてとぼとぼと帰る姿で終る。 見る人が見れば、レズ映画だの映像がきれいだの、底の浅い言葉で済ます。 まあ、見る人が見ればそんな程度でしょう。 この主人公、人生の不条理をこれでもかと知ってしまった夏休みだったね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.08 10:25:32
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