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2012.09.24
カテゴリ：映画
“プロヴァンス物語”が徹底的に大人のノスタルジーとして描かれてるのに比べ、
こちらは日本映画の、戦争真っ只中の時代の、 都会の子が、一人田舎に疎開して悪ガキどもの洗礼を受ける、と言う 子供のその時の目線に立った厳しい内容。 その主人公は、ひ弱ながらも生き抜く力はあったんだなあ、とか 今の子がそんな環境に放り出されたら、どうだろう、とか いつの時代も子供ゆえの残酷さ理不尽さで弱いものを徹底的にやっつける悪ガキはいる・・・ あっちにつきこっちにつきして身を守るその他一般の子供、 そんな中でも友情が芽生えたり、友がその時によって変わる・・・ そんな状況はいつの時代も同じだなあ、と様々な思いが駆け巡りました。。 主人公は、はからずも知識と素直さを武器に厳しさをくぐりぬけた、 まかり間違えば、心に終生逃れられない大きな傷を負い・・・と言う事にもなりかねない という状態は、今も昔も変わらずにあるんですね。 生き残るための力を持って生まれた子ならいい、 そこら辺はわからない事態になるときもある。 大人はそんな事態を見越して、子供に正義とは何か、とか、ことの善悪、 場面場面の危機に対処する方法を日頃から教えておかなくちゃいけませんね。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2012.09.24 13:38:49
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