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カテゴリ:ダンス
レッスンの最後に近づいた時、私とおじさんはなんかちょっと和やかに笑いながら話しさえした。
それはおじさんと相変わらずステップが噛み合わなかったから、なんやかんやと・・・ おじさんはホッとしたような感じに見えた、私の機嫌が直ったんじゃないか、と。 でも私の気持ちが変わったわけじゃない。 レッスンが終って、さてどの時点で言い出そう、と考えてた。 他のペアが自分たちの練習を初める音楽がかかったら言おうか、聞こえないから・・・ それは止めといて、とりあえずおじさんと一緒にレッスン室を出た。 2階から1階に降りる階段で、 “〇〇さん、私一人で帰りたいから別の道行ってくれます? これからもずっと・・・すいません” “エッ?!アッ、はい、はい、はい” ちょっとショックだったろう。 でも私は言わないでいる事の気持ち悪さを一刻も早く解消したい、それしかなかった。 私、前の職場でも同じようなことをやった。 今回よりもっとひどかったかな。 よくおしゃべりしてた女性が少しづつ疎ましくなってきてた。 表面を繕うような言葉とか、細かい事はすっかり忘れたけど嫌悪感がたまってきて、 もう我慢の限界に来て彼女と話しをすることもできなくなった。 彼女はそんな私の気持ちなんか全然わからなかったから、相変わらず話しかけてくる。 私は“ごめん、もうあなたと仲良くする事ができない・・・”と申し訳ない声で言った。 彼女、ショック状態だったんだろう、あやふやな笑いでその場を取り繕った。 夜、私に電話をかけてきて、“どうして・・・?” 私は長い間にたまった彼女への嫌悪感を説明してもわからないだろう、 言う事でもない、と思い“自分のことをもっと見つめて欲しい・・・” なんてことを言ったような気がする。 そう言われたからって、自分をわかるような人だったら私もそうまで嫌悪しなかったろう。 あやふやな状態を維持できない私は時には人を傷つける。 自分の気持ち、感情を無視できない私は言わなくてもいいことを言ってしまう。 言わずにいたらかえって相手に失礼な事もある、と思ってしまう。 何も言わず、刺々しい態度で接する方がもっと良くないんじゃないか、なんて思ってしまう。 それもそうだけど、その前に、そんな感情になる私の気持が問題なんだけど。 好き嫌いの激しい私にあんまり近づくとケガをする・・・・・ だから私もあんまり近づかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.16 22:31:16
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