|
|
|
2013.05.21
カテゴリ：映画
この1992年制作のイギリス映画、私は世間ではまだレンタルビデオがDVDじゃなくビデオの頃これを見てた。
しかし今回内容なんかすっかり忘れてた。 覚えてるのは、さすがにCATVではモザイクかかってるけど、レンタルビデオではモザイクなしでそのものずばり、男性自身が映ってたことに驚いた事だけ。 それしか印象に残ってなかった。 そのことは男性観客も驚いたんじゃないでしょうか。 サスペンスなんて謳ってるけど、IRA活動家と女装ゲイのラブストーリーです。 あまりに妖艶で観客は男とはわからない・・？ いや私だったら女より女くさいからなんか違う、くらいには思いますよ。 まるで頭の中はアレの事しかないみたいな顔をしてる。 私はこの映画の主演はファーガス役のスティーブン・レイじゃなく、ゲイのディル役のジェイ・デイヴィッドソンだと思ってた。ある意味、それは言えると思います。 それほど強烈なキャラクターでしたからね。 ポスターも彼女（彼？）が、メインのが有名だし。 彼女（彼？）の純愛（すぐほれる？）が観客に感動を与えるわけですからね。 このディルは真っ直ぐ恋に落ち、嫉妬し、純粋で人生に傷ついてる・・・ だから男もまともな心を持ってたら彼女に一途な気持ちを持つんですね。 現実のドロドロした事件が絡みながらも、男女の純粋な恋だけがメイン・・・すばらしいです。 このゲイ役のジェイ・デイヴィッドソン、自身もゲイだそうで、なるほどと頷けます。 彼はこの後、映画には2.3本出た程度で元のファッション関係の仕事にもどったそうです。 この映画がアカデミー賞にノミネートされるほどの大ヒットになって、彼の周囲は激変したそうですが、それに耐えられなくなって映画には興味をなくしたようです。 賢い選択ですね、派手な世界にしがみついてボロボロになるより自分の人生を生きた方が良い・・ この辺りも彼の純粋性が現われてます。     お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2013.05.21 06:56:24
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|
