一人楽しく映画の日々

昨日は一日中児童館だったが、今までパラパラしか来なかった子供が50人くらい来た。
イケメン君も出勤だったから助かった。一人じゃ大変だった。
この職場で私の闘う相手は子供はもちろんのこと、大人にも及ぶ。いや、むしろ大人との方が大きいと言った方がいい。

私が廊下に立って見守りをしてると、サキちゃんがドリルをもって来て昨日の続きを聞いてきた。そこで二人で算数をやってたら学童の職員がやってきて、私を廊下の隅に呼んだ。
私はサキちゃんがドリルの上に置いてた、新たに私が彼女にあげた2コの花の髪飾りをとっさに、1コだけ手に隠した、見つかったらめんどくさいと思ったから。

その学童の職員、子供に勉強を教えるのはやめて、と。私は???・・・どうして？ここは子供がいろんなことをする所だ、子供が普段学校で覚えきれない勉強を丁寧に教えてどこが悪い?・・・職員は自分は勉強は見ない、教え方が変わったら子供が混乱するだろう、と。私には彼女の自己防衛・・あとで何かめんどうがあったら困るから、子供のことには極力関わらない、と言ういやらしい考えである事しか感じない。おまけにサキちゃんについて、彼女なりの偏見に満ちた言葉をいろいろ吐く。私はそれでもじっと聞いてましたよ。ああ、この職員、自分の人間性をここですべて暴露したな・・・・これから表立って勉強は見ないけど、彼女の偏見に満ちた言葉で私の気持ちはかなり落ち込みました。でも私は決して彼女の言い草を受け入れることはありませんよ。私のサキちゃんに対する気持ちは変わりませんよ。

そんな話を聞いてたら、サキちゃんがもう一つの髪飾りをもって部屋に入ったり出たしてるのが目に入った。終いには泣き出した。どうも私が手に持った髪飾りを探しても見つからないから大変だ、と思ったらしい。それほどまでに大事に思ってくれてたのか、と私は彼女を抱きしめて“探してたのこれでしょう？私が持ってたのゴメンね”と頭をなでて慰めた。
そこに今まで話してた職員がやってきて“誰に作ってもらったの？おかあさん？”なんて優しげに聞いたが、サキちゃんは黙ってる。私が内緒にしててね、と前に言ったからだろう。
それでも職員が、サキちゃんが答えるまでしつこく問い詰めるからサキちゃんは私の名前を言った。職員は“ああ、そう、よかったね”と。私は“ごめんなさい、一人にだけあげるのは良くないなあと思ったけど・・・”職員は別にそれについて批難はしなかった、勧めもしなかったけど。

私はサキちゃんに悪い事をした。子供に内緒にしてね、なんて言うもんじゃないなあ、と思いましたね。子供は言われた事を守る、でも問い詰められたら嘘はつけない、と言うジレンマの中で瞬間つらい思いをする・・・

この一件で、私は職員にすごく頭に来たし、まだまだこれからもいやらしいことは出てくるだろうと思いましたね。どこの職場でも地域でもこんな人間は普通にいるわけで、そんな人間が大部分なわけでしょう。しかし私はこんな仲間には絶対なりたくないです。