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だいぶ前に書いたことがあるのですが、私は外国人女性のクロエと言う名前がすごく嫌いだったんですね。それはたぶん、クロエという女性が出てくる小説の中の、そのクロエがすごく嫌だったからかなあ、なんて思いますけど。著者は男だったんですが、その男から見たクロエという女がすごく嫌だった、細かい事は忘れましたけど。だからこの映画名を見た時、当然嫌悪感が沸きましたよ。しかし予告編みたいのを見たら、どうもサスペンスタッチらしいし、ちょうど見てもいいかという気分でもあったし。
あらすじとしては、夫の浮気を疑った妻が、偶然レストランのトイレであった若い娼婦に夫を誘惑して、それにのるかどうか試してくれと頼むと言う話なんです。 クロエを演じるアマンダ・セイフライド、チョーかわいい。ちょっと前に見た“ジュリエットからの手紙”と言う映画に出た女優だなんて全然わからなかった。それほど違うタイプを演じてたんですね。 ネタバレで書いちゃいますけど、クロエが妻に報告してた、夫の誘惑に成功して夫と最後までいったと言う話は全部でたらめで、彼女、妻の方に恋しちゃったと言う事だったんです。??って感じでしたね。 しかし、彼女が本当に娼婦なのか、ならばどうして娼婦になったのか、なんてことは映画の中で一切触れてない。二十歳前後の、清潔できれいな目をしてるけど影のある、何かを秘めた女性を演じたアマンダ・セイフライドがとにかくかわいい、目立つ、素敵、気取ってない、吸い込まれるような魅力。 中年夫婦の危機を救ったことになったクロエは、妻とその息子とも愛の関係を持つんですけど、イマイチ彼女の心理状態がよくわからず・・・。それが計算された狡猾さじゃなく、妻への愛のため、と言う事みたいでしたから、そういう部分は純粋とは言えますが、マザコンと言う事か?とか妻の、夫を愛する気持ちに魅かれたのか?とかいろんなこと考えましたけどよくわかりませんでした。 クロエは最後には事故で2階から落下して死んじゃうわけですが、終りの場面で妻は彼女にもらった髪飾りをつけ大きな黒いリボンを洋服ににつけてましたから、けっきょくはクロエに最後まで敬意を表した、感謝した、と言う事でしょうね。 しかし、中途半端な内容が何か引っかかって、哀愁のあるBGMが少しばかり白々しかったです。制作者の自己満とも思えた映画でしたけど。 しかし、アマンダ・セイフライドの魅力には脱帽だったから別にいいですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.16 19:25:14
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